vanillaのニイツマです。
今日のブログはタイトルの通りですが、ルイスポールセンのPH5ミニを2灯吊るす方法をご紹介します。PH5ミニと言いつつも、小ぶりなペンダントライトであれば同じ方法で複数吊るすことができますのでぜひ参考にしてみてください。
また、ルイスポールセンのPH5については、他のブログでテーブルとのバランスについてご紹介しています。ペンダントライトを1灯か2灯か迷われている方は、まずはそちらのブログをご覧になってみてくださいね。その上で、2灯必要な方はこのブログをご一読ください。
2灯以上が必要なシーン
そもそもペンダントライトを2灯以上吊るすのはどんなシーンか。インテリア雑誌などで複数のペンダントライトが吊られているのをみて憧れる方も多いと思いますが、基本的には「キッチンカウンターの上」や「横幅が長いテーブル」などが一般的に2灯以上必要なことが多いです。
キッチンカウンターでは、作業をするためにしっかりと端から端まで明るさが必要になります。1灯だと端まで光が届かないので、2灯以上が必要になるというわけですね。
横幅が長いテーブルの場合は冒頭で紹介しているブログでも触れていますが、テーブルの横幅が180cm以上になる場合、2灯吊りが必要になる可能性が出てきます。180cm以下の場合でも、吊るすペンダントの大きさ次第では2灯吊りをしてインテリアを楽しむことはできますが、小さいテーブルに無理くり複数吊りをするとバランスが崩れてしまうので注意が必要です。
複数のペンダントを吊るす方法
ペンダントライトを吊るすためにはもちろん電源が必要ですが、引掛けシーリング場合はペンダントライトの数だけ、ライティングレール(ダクトレール)の場合は最低1本あれば問題ありません。新築の場合は引掛シーリングの位置や数量を前もって照明計画で決めていくので自由度が高いです。
そして賃貸の場合。
いよいよこのブログの本題に入るわけですが、賃貸の場合は照明の取り付け位置や、引掛けシーリングかライティングレールかは入居するときに決まっていることがほとんど。そうなると自分は本当はこの位置で照明を使いたいのに、微妙にズレている…ということも少なくはありません。
そんな時に役に立つのが「簡易式ライティングレール」です。”簡易式”というだけあって、引掛シーリングに簡単に取り付けることが可能です。
簡易式ライティングレールにはいくつか種類がありますが、基本的な取り付け方法は同じです。引掛シーリングにペンダントライトの取付と同じ要領でアダプターを取り付け、ベースカバーを固定。その後レールを固定します。
ベースカバーを取付ける際にレールの向きを自由に調整することができますので、必要な向きを決めて固定をします。
また、大体の簡易式ライティングレールについている、つっぱり部分。こちらはアジャスターになっているので、天井につくように固定します。(天井に穴をあけるわけではないのでご安心ください)ペンダントを取り付けた際に水平にするためです(傾き防止)。
簡易式ライティングレールが取付できたあとは、実際にペンダントライトを取り付けていきますが、ペンダントライトの大半がプラグの形状が引掛シーリング仕様なので、ライティングレール用のプラグへ変換する必要が出てきます。余談ですが、ルイスポールセンのペンダントライトは標準仕様は全て引掛シーリングです。
そこで登場するのが変換プラグです。上記のお写真にも写っているレールと照明器具の間の白い部品です。この変換プラグとライティングレールには、取付ける向きがありますのでご注意ください。これは簡易式ライティングレールだけでなく、天井直付けのライティングレールも同様です。器具が最初からライティングレール用のプラグの場合でも向きがあるので確認してから取付けるようにします。
簡易式ライティングレールのメリット
いかがでしたでしょうか?賃貸でも簡単に取り付けができる簡易式ライティングレールは1つあると重宝します。選ぶ際は、長さや耐荷重、耐用W数などを確認して購入するようにしましょう。今回は2灯吊りをメインで紹介をしましたが、ライティングレールになることで、電源の位置が調整できるようになりますので、1灯の場合でも引掛シーリングとテーブルの場所がちょっとズレる場合も活躍。さらにはペンダントライトとスポットライトの併用で明るさの確保など、複数吊るす以外のメリットもたくさんあります。
また、新築の方でも暮らしていく中で複数吊りの必要性が出てきたという方もいらっしゃると思います。そのような場合も、簡易式ライティングレールを活用することで問題を解決できると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
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