vanillaのニイツマです。
今回はデンマークの照明メーカー、ルイスポールセン(Louis Poulsen)から新作のご紹介です。先日2024年限定生産で150周年アニバーサリーエディションが登場しましたが、こちらは新作としての追加になります。150周年アニバーサリーエディションについては下記のブログをご覧ください。
名作PH2/1テーブルがポータブルに
早速新作をご紹介していきますが、今回登場するのは「PH2/1ポータブル」。名前を聞いてピンときた方も多いのではないでしょうか?ルイスポールセンのテーブルランプシリーズの中でも、特に人気のPH2/1テーブルにポータブル仕様が追加になりました。
PH2/1は現在のルイスポールセンのPHシリーズの中でも最小の大きさ。カテゴリーとしては、ペンダントランプ、テーブルランプ、ウォールランプでPH2/1のサイズがラインナップされています。ペンダントではシェードが3つ連なった、PH2/1ステム・フィティングと呼ばれるタイプもあります。
また、このPH2/1で採用されている3枚シェードシステムは、デザイナーであるポール・ヘニングセンが美しい光の探求の末たどり着いたシステムで、対数螺旋に基づいたカーブをシェードの形・構造に取り入れることで、眩しさ(グレア)と影のコントロールを実現しています。
今回はこのPHの基本とも言えるPH2/1にポータブル仕様が新しく登場。クラシックなデザインはそのままに、現代の技術を取り入れたハイブリッドな仕上がりとなりました。
選べる2カラー
今回登場するPH2/1ポータブルは、「真鍮メタライズド」と「シルバー・クローム」の2種類。PH2/1テーブルでは他にブラック・メタライズドもありますが、ポータブルにはブラック・メタライズドはないのでご注意ください。
・ルイスポールセン(Louis Poulsen) PH 2/1 ポータブル / 真鍮メタライズド
・ルイスポールセン(Louis Poulsen) PH 2/1 ポータブル / シルヴァー・クローム
ポータブルの仕様とテーブルとの違い
ポータブルになるので、既存のPH2/1テーブルと少し仕様も異なってきますが、まずはPH2/1ポータブルの仕様をご紹介します。
【PH2/1ポータブルの仕様】
・光源:組込み式LED/1800〜2700K
・充電:USB充電(タイプC)または市販のワイヤレス充電器(Qi規格)
・連続点灯時間:100%点灯で4.5〜5時間
・調光機能:OFF→5%→20%→45%→100%の4段階または無段階の調光の切り替え式
・重量:約1.3kg
・防水:IP44 防雨型
ポータブルなので充電式はもちろんのこと、なんと屋外でも使えます。PH2/1テーブルと同じくガラスのシェードを使いながらも屋外で使えるのは魅力的ですよね。ただ、他の屋外使用可のランプもそうですが、防水・防塵性能は永続的なものではなく、使っていくにつれて性能が低下する可能性はあります。
既存のPH2/1テーブルとの違いですが、電源がコンセントか充電式かの違いの他に寸法も若干異なります。
⚫︎PH2/1テーブルの寸法
Φ20.0(シェード)Φ12.0(ベース) 高さ35.5cm
⚫︎PH2/1ポータブルの寸法
Φ20.0(シェード)Φ13.0(ベース) 高さ36.0cm
ガラスシェードの大きさは変わりませんが、ポータブルになることでバッテリーが搭載されますので、ベース部分の直径が大きくなるのと厚みが増すので全体の高さも高くなります。ただ、それぞれ1cm程度の差なので、使い勝手に大きな差はないと思います。
個人的にバッテリーを搭載しながらも、従来のPH2/1テーブルの美しいデザインが守られている点はとても魅力的です。同じポータブルで大人気のパンテラ160ポータブルはサイズ的にも限界があるため、バッテリー部分の厚みが目でわかります。ここが気になる…というお声もたまにいただきますが、PH2/1ポータブルは遠目で見ただけでは、テーブルかポータブルかの違いがわかりませんね。
今回はここまでのご紹介となりますが、展示品が入荷次第改めてご紹介させていただきますので楽しみにお待ちください。販売は本日6月1日からスタート。vanillaオンラインショップでは販売をスタートしておりますので、ぜひ商品ページをご覧ください。動画もご用意しているのでお見逃しなく。
展示状況について
2024年6月1日現在、vanilla(郡山市)ではPH2/1ポーブル 真鍮メタライズド、キナルバニラ(宇都宮市)では同じくPH2/1ポーブル 真鍮メタライズドを展示中です。展示状況は予告なく変更になる可能性がございますので、最新の展示状況は事前に各店舗までお問い合わせください。
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