ルイスポールセン(Louis Poulsen)9月の新製品
ニイツマ
ニイツマ

vanillaのニイツマです。

今日は9月1日から販売が始まるルイスポールセンの新作をご紹介します。6月にはPH2/2Lunaテーブルランプが登場しましたが、今回の9月も新作・新色盛りだくさんとなっておりますのでぜひご覧になってみてください。

前回の新作紹介はこちら

北欧家具好き必見!フィン・ユールの名作が復刻

初めにご紹介するのは、FJエレメンツ。Finn Juhl(フィン・ユール)がデザインを手がけたシリーズになります。フィン・ユールといえばデンマークを代表する建築家であり家具デザイナーで、北欧好きの方ならその名前を耳にしたことが多いのではないでしょうか。

ルイスポールセン(Louis Poulsen)FJエレメンツシリーズ

世界で最も美しいアームを持つ椅子として知られる「45チェア」をはじめとして、彼が手がけたデザインは本当に美しいものが多いです。家具の彫刻家とも称され、流れるような曲線、独創的な造形を持つデザインで家具好きの中でも特に愛好家が多いデザイナーでもあります。

ニイツマも2022年に東京都美術館で開催されたフィン・ユールとデンマークの椅子の展示で実際にNo.45チェアを見てきましたが、惚れ惚れする美しさでした。(写真も何枚も撮ってしまいました)

No.45チェアとグローブキャビネット

今回はそんなフィン・ユールが1963年にデザインを手がけ、7年という短い期間だけ製造されていた通称FJランプをルイスポールセン社が待望の復刻。当時のスケッチからインスピレーションを受け、FJエレメンツという名前でルイスポールセンのラインナップに仲間入りしました。

仕様としては、ペンダントランプとテーブルランプの2種類。お椀をひっくり返したようなデザインで、シェードの外側部分をクルッと回して角度の調整が簡単にできる仕組みです。

ルイスポールセン(Louis Poulsen)FJエレメンツ ペンダント(ホワイト)

シェードの内側にはディフューザーが取り付けられているので、電球は直接見えることなくグレアフリーを実現。シェードトップからわずかに漏れる光がシェードの丸いフォルムを引き立たせてくれます。

ルイスポールセン(Louis Poulsen)FJエレメンツ テーブルランプ(ブラック)

カラーは合わせやすい3色展開ですが、この中でも1963年当時もラインナップされていたオリジナル・グレーはツートンカラーで可愛らしくイチオシです。

左からブラック/オリジナル・グレー/ホワイト

パンテラ250ポータブルがアップデート

次にご紹介するのは、パンテラ250ポータブルとパンテラ320テーブル。パンテラシリーズはそのアイコニックなデザインで、パンテラ160ポータブルをはじめとしてルイスポールセンの中でも人気のシリーズです。

2024年にポータブルランプの需要も高まる中パンテラ250ポータブルが登場しましたが、2025年にアップデートされることになりました。アップデートの内容としては、「カラーラインナップの追加」「機能面の改善」です。

リニューアルしたパンテラ250ポータブルと320テーブル

カラーラインナップはこれまではオパール・ホワイトのみでしたが、パンテラ160ポータブルと同じカラーラインナップになります。(真鍮メタライズドとシルヴァー・クロームはパンテラ250ポータブルではラインナップなし)ポータブルランプはお部屋ごとにあっても困りませんので、場面に合わせて160ポータブルと250ポータブルを買い揃えるのも良さそうです。

機能面では点灯方法が変更になります。これまではベース部分のスイッチを押してON/OFFでしたが、新しい仕様ではシェード先端のトップナットでON/OFFができるように。この点はパンテラ160ポータブルと同じ仕様ですね。他にもバッテリーの変更に伴い、点灯時間が長くなったり充電ケーブルの差し込み口が変わったりと、より使いやすく生まれ変わりました。

※写真はパンテラ160ポータブル

また、今回のアップデートに伴い、従来のパンテラ250テーブル(コンセント仕様)は全て在庫限りで終売となりますので、そちらをご検討される方は事前に在庫状況などお問合せください。

パンテラ320テーブルについてですが、こちらはポータブルになるわけではなく従来のコンセント仕様はそのままにカラーラインナップが刷新。これまでのカラー系が在庫限りで終売となり、既存のオパール・ホワイトと新たにオパール・ベージュが仲間入りして2色展開に。登場以降オパール・ベージュは当店でも人気のカラーなので、320テーブルでも選べるようになったのは嬉しいニュースです!

コード付きが320テーブル

落ち着きのあるマットな質感のPHアーティチョーク

続いてご紹介するのはPHアーティチョークの新色。5月の新作として登場したPHスノーボールと同じく、「ソフト・ホワイト」「ダスティー・ブルー」「ダスティー・グリーン」の3色がラインナップに加わります。それぞれマットな塗装が施されていて、より柔らかく落ち着いた光を楽しむことができます。

6月にデンマークで開催された3 days of designでの展示
5月登場の新作紹介はこちら

今回登場するPHアーティチョークはフレーム部分の仕様に真鍮メタライズドが追加に。従来のPHアーティチョークではフレームがシルヴァー・クロームのみでしたが、ダスティー・ブルーとダスティー・グリーンは真鍮メタライズドとシルヴァー・クロームのいずれかからお選びいただけるようになりました。ソフト・ホワイトは真鍮メタライズドのみの組み合わせとなります。また、本体のサイズ・仕様としてはφ480のE26タイプと、φ600のLEDタイプのみの展開となります。

PHアーティチョークはPH5と同じ1958年にデザインが誕生した歴史ある名作。どこからみても光源が見えず、規則正しく並んだ72枚の羽根で美しい光を届けてくれます。当店では姉妹店の名作家具店LASTにて実際にご覧いただくことが可能ですので、ご購入を検討されている方はまずは一度ご覧になってみてくださいね。(名作家具店LASTは予約制となります)

ご購入を検討される方は毎月先着3名様限定の購入サポートキャンペーンも必見です。

購入サポートキャンペーンの詳細はこちら

よりスマートになったNJPウォール

今回最後にご紹介するのはNJPウォール。実は8月にはすでに販売が始まっていましたが…、9月に多数の新商品の登場があったので、こちらでまとめてご紹介させていただくことにしました。

これまでもNJPウォールはラインナップされていましたが、新しくコードなしの仕様が登場します。ウォールランプはそのほとんどが配線を壁面に埋め込む電気工事が多いです。

そんな中、NJPウォールは通常のコンセントから電源が取れる仕様で、壁面への取り付けさえクリアできれば賃貸の方などでも取り付けができていました。

新仕様のNJPウォール ショートアーム

ただ、ウォールランプとして取り付けるならそのコード周りはスッキリさせたいところ。そこで今回のコードなし仕様の登場ということです。シェードのサイズやアームのサイズなどは従来と変わりありませんが、壁面に取り付けるベース部分の仕様が変更になっています。

新仕様のNJPウォール ロングアーム

今後はこのコードなし仕様がメインとなりますが、従来のコードありの仕様については受注生産にて承ることが可能です。納期はかかってしまいますが、そちらをご希望される方は一度お問い合わせください。


展示状況について

ご紹介したルイスポールセンの新製品はキナルバニラにて下記商品の展示を予定しております。納期は9月1日時点で入荷待ちとなっておりますので、詳しい展示状況は店舗までお問い合わせください。
・FJエレメンツ ペンダント(ブラック)
・FJエレメンツ テーブルランプ(オリジナル・グレー)
・パンテラ250ポータブル(オパール・ブルー・グレー・クローム)

まずは店頭で実物をご覧いただけたらと思います。



また、パンテラ250ポータブルのオパール・ホワイトとオパール・ベージュはvanillaオンラインショップでも在庫の入荷がございますので、ぜひお気に入りに登録してお待ちください!

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