カリモク60を象徴すると言っても過言ではないソファ「Kチェア」
その人気の高さから姿形を似せて作られた「Kチェア風のソファ」が存在します。
当店のお客様からも「Kチェアに似ているソファ」と「カリモク60 Kチェア」の違いについて尋ねられたことがあります。
お答えするためにも実際に見て確かめてみなければ、どんな違いがあるのか分かりません。
そこでKチェア風のソファと本物のKチェアを比較してみました。
Kチェア風ソファでは名前も長いので、ここではソファAとして検証結果をご紹介していきます。
まず今回検証したのは中国製のソファAです。
もちろんカリモク60 Kチェアは日本製になります。
それでは早速検証を開始してみます。
【部屋へ運びやすいのはどっち?】
梱包サイズは3辺の合計で見ればカリモク60 Kチェアの方が少し大きいようです。
ですが組立品であるKチェアは基本的には玄関先でのお渡しとなるため運送会社様が運びやすく、かつお客様自身も持ち運びしやすいサイズになっています。
ソファAの方は重量もあり、男性でも抱え込むようにして持つことが困難なため持ち運びづらかったです。
【ゴミが少ないのはどっち?】
梱包状態はソファAは全体的にセロハンテープがベタベタと貼付けられていて、中国からの輸入になるからか梱包がかなり厳重です。
Kチェアは無駄も無く梱包材が少なめなのですが、側面に近い部分ほど専用の発泡スチロールなどで保護されています。
では早速パーツを取り出してみたいと思います。
【組み立てパーツも同じ数だけあるのか?】
取り出したパーツを並べてみました。
Kチェアと比べてもパーツの数はさほど変わりませんが、ソファAには木ダボやビス、ワッシャーなどKチェアには無いパーツが複数入ってました。
実際に組み立ててみました。
【そっくりなのは見た目だけなのか?】
Kチェアとサイズを比較してみます。
組み上がった状態ではサイズもほとんど変わりません。
ですがKチェアの特徴でもあるボタン部分の数がソファAは1つ多くなっていますね。
正面からの撮影をしながら気になった部分が一つ。
座面の正面部分に織り込まれた生地のあまりが凹凸になって現れてしまっています。
横から見てみます。
パッと見の印象は大きく変わりませんが、背もたれの角度がKチェアに比べて直角気味です。
実際に座ってみました。
ソファAは若干背もたれがKチェアよりも起き上がっているからか、座面奥までしっかりと腰掛けるとゆったり感は少し薄いかもしれません。
そしてアームに肘を預けた際に最も気になることが起きました。
ソファAでは肘がアームに届かなかったのです。
きっちりと奥まで座っているからなのか、私の体格のせいもあるからか肘が宙に浮いた状態になり、収まりが悪く不快感を覚えました。
Kチェアは奥まできっちり座ってもしっかりと腕全体がアームに預けることが出来るので、安定感がありました。
また見た目的な部分で気になったのがビスの数がKチェアよりも多く、ビスの金属の色がそのままなので非常に目立つ印象を受けました。
Kチェアの方は黒いビスが使われているのでデザインの一部としても光ります。
またKチェアにはブランドプレートも取り付けられているので、目を引くものがあります。
今回はKチェア風のソファと本物のカリモク60 Kチェアの梱包状態からサイズの比較などを見てみました。
さらに細かく比較をしていますので、続きはこちらからご覧ください!
カリモク60風ソファとKチェアの違いを比較してみました−第2弾はこちら
カリモク60風ソファとKチェアの違いを比較してみました−第3弾はこちら