フロートテーブルとイームズウッドシェル
スタッフ
スタッフ

vanillaのムラカミです。
以前、ソファで使うコの字形テーブルを開発中とご紹介しましたが、その2回目の試作品が届きました。かなり良い出来と感じています。早くこれを使ったソファの時間を実感したいところですね!

天板はリバーシブル、ブラックとナチュラルに変更

天板はリバーシブル、ブラックとナチュラルに変更

今回はマルニ60で撮影しています。
前回の記事と比較して一番違うのは天板でしょう。

来店するお客様に初回の試作品を見ていただき感想を聞いたところ、特に女性のお客様から天板がナチュラルカラーのタイプが欲しいとの声が多い状況でした。

そこで、天板は無垢ではなく塗装で仕上げているのということもあり、リバーシブルにしてみました。
片面はナチュラル、もう片面はブラックに。ブラックの方もうっすら木目が残るようなマットなブラックにしています。

シナ材の優しい表情が意外にいい感じ

シナ材の優しい表情が意外にいい感じ

ブラウンのフレームにナチュラルカラーの天板、さらに正面の2本の桟はブラックに。
実質スリートーン?になりました。

フレームの縦の部分をひっくり返した

フレームの縦の部分をひっくり返した

また、もう一つ大きな変更点として、フレームの縦のパーツを上下ひっくり返しました。

初回プロトタイプのフレームのシルエット

初回プロトタイプのフレームのシルエット 縦のパーツが頭でっかち

以前は上が太く下が細いという頭でっかちの向きでしたが、これを真逆にしました。

結果、重心が下がり、見た目にもドッシリ感が増した印象に。
ただ、床に接する部分がちょっと前に出っ張り過ぎなので、斜めにカット。

床との角度を82.6°に設定したカット

床との角度を82.6°に設定したカット

この脚先のカット、見た目が綺麗な線を引いたところ、偶然にも83°だったんですが、826STANDARDの商品になるので、82.6°でカットしてもらいました!

目には見えない小さなこだわりでしょうか。

脚にも45°のカットを加えた

脚にも45°のカットを加えた

脚の外側のエッジにも826STANDARD UNITのような45°のカットを入れました!

脚の外側のカット

脚の外側のカット

ここは脚(人の脚の方です)が当たる部分なので、また、少しでも細く見えるように、さらに、ここに生まれるハイライトが良いメリハリを生むことからバッサリとカットしました。
チープな家具にありがちなのっぺり感がなくなり、とてもいい感じです。

腕の方にも45°のカットを

腕の方にも45°のカットを

コの字形の上の横棒を「腕」と勝手に呼んでいますが、この下面にも45°のカットを入れました。ここも体が直接触れる部分であることと、耐久性アップのため初回よりも太くしたので、細く見せる効果もあります。

真鍮ネジは半分埋め込み

真鍮ネジの頭は1/3埋め込み

そして、初回は出目金のようにポッコリしてた真鍮ネジの頭を1/3ほど埋め込むように仕上げました。

いかがでしょうこのおさまり具合。

すでにvanilla宇都宮、vanilla郡山の両店で展示しています。
まだ試作品(プロトタイプ)の段階ですが、かなり完成形に近い状態です。

気になる価格ですが、現在調整中です。

ん〜‥ ここはまだ言及できない状態です。申し訳ありません。

海外で1000台くらい作ればめちゃめちゃ安くなるかもしれませんが、826STANDARDはデザインと品質と価格のバランスを重視しているのでそれはちょっと難しいんです。なので、基本メイドインジャパンを軸にしています。

また、どうせなら国内の工場や職人さんに適正な金額を払って長く継続していきたいとも思っています。
カッコよく言えば、サスティナブルなフェアトレード でしょうか。(なんて僕に似合わない横文字 汗)

それと梱包代って、意外にするんですよね。。。最終的に捨ててしまうものなのに。
でもここをケチってしまうとちょっと悲しい状態になりかねないので、ギリギリで調整中です。

なんだか言い訳っぽくなってしまいましたが、そんな抜き差しで苦労している段階です。

また詳細が決まり次第ご案内します。

フロートテーブルをサイドテーブル代わりにしたイームズチェアとの相性

フロートテーブルをサイドテーブル代わりにしたイームズチェアとの相性

ちなみに、イームズチェアと並べるとこんなバランス感です。
サイズ感、伝わるでしょうか。

イームズのロッキングチェアは相性バッチリ

イームズのロッキングチェアは相性バッチリ

イームズのロッキングチェアに座ってサイドテーブル代わりにしたパターン、これはサイコーですね!
そもそもソファと同じような高さの椅子ですので、そりゃ合いますね! このセット本当に欲しいと思ってしまいました笑

イームズのシェルチェアに座った時のフロートテーブル

イームズのシェルチェアに座った時のフロートテーブル

一方、いわゆる椅子に座った時のフロートテーブルは当然低く感じますが、肘を置くためのテーブルではないので、よくあるサイドテーブルと同じバランス感と言えます。

このテーブルで食事をするわけではなく、コーヒーを飲みながら雑誌を読むといった感覚なら全然アリな組み合わせです!

耐荷重に関してはまた後ほど記事にしたいと思います。

カリモク60のロビーチェアで

カリモク60のロビーチェアで

このフロートテーブルはカリモク60のロビーチェアとの相性も忘れてはいけません!

アームをまたぐように使うこともできますが、

3人掛けソファの真ん中にフロートテーブルを差し込むと秀逸!

3人掛けソファの真ん中にフロートテーブルを差し込むと秀逸!

こんなシーンがとても秀逸!
座った二人の間にテーブルが現れ、オットマンに足を伸ばして座ってもすぐ近くに飲み物があるという便利さ。
サイドテーブルはどちらか一方だけ使えるか、両側に2つ置くようになりますが、真ん中なら共有できます!

何がそんなに面白いの?ってくらい爆笑のスタッフと、それをクールに観察する店長。笑

これ、みんさんのリビングでのワンシーンに近くないですか?
テレビに夢中な奥様と、まったりお酒を愉しむご主人。もちろん逆でもいいですが。ポテチもすぐ横にあった方がいいですよね!
ちょっと映画館のような雰囲気もありますよね!

早く商品化したい!

    メッセージを送る

    メッセージはこの記事のライターにメールで送られます。ページ内には表示されません。



    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    ページトップへもどる