ジョエ・コロンボ デザインのプラスチック収納アイテム「ボビーワゴン」。
ボビーワゴンは2018年2月時点で定番色が6色、日本限定色が1色の7色展開ですが、3月1日よりvanilla別注カラーの「ユーコングレー」が200台の数量限定で登場します！
※2019年1月にユーコングレーは完売となりました。

今回の限定色「ユーコングレー」はホワイトよりやや色味を感じ、グリーンがかったグレーといったカラーでモダン、ミッドセンチュリー、ナチュラル、北欧、和テイストにも合う、お部屋に入れた時にすっと馴染む大人なカラーに仕上がっています。
前回のマスタードイエローがインテリアに映える差し色としてのカラーだとすれば、今回のユーコングレーは協調、親和といったところでしょう。

そして名前の「ユーコングレー」ですが、あまり聞きなれない名前だと思います。
とはいえ造語というわけではなく、しっかりした由来もあるんです。
別注にはグリーンを帯びたグレー系のカラーを使うことだけは決まっていました。そんな時、様々な画像を見ていた中でピンとくる写真がありました。

それはローバーミニ。

いわゆるクラシックミニと呼ばれ、時代に合わせた変化をしつつも初代からほぼ同じ外観で1959年から2000年にかけて販売された、古くは映画ミニミニ大作戦や、アニメの好きな私からすればルパン三世、シティハンターにも登場している日本でもおなじみのイギリスが誇る名車です。

このクラシックミニは40余年にわたってクーパー、メイファ、ケンジントンなど様々なモデルが販売され、それに伴い多くのカラーバリエーションも作られました。
そしてその中の１色に「ユーコングレー」と呼ばれるグレーカラーがありました。

トルネードグレーよりも柔らかく部屋に馴染みやすそうでいて、それでも主張はするいぶし銀な大人なカラー。
この「ユーコングレー」というカラーをモチーフに色選びをする事が決定しました。

このユーコングレーについてをミニの協会に確認したところ、昔からイギリス車には地域や砂漠、川などからネーミングされるものが多く、他にも「ナイアガラグリーン」や「サハラゴールド」なども存在する事からUKの地名以外でもあり得るらしく、スペルも合致している事からおそらくユーコン川の色がグレーなところからネーミングの由来になったのではないかとの事でした。

良いじゃないですか。
イタリアデザインのものを日本のショップがイギリス車のカナダの川をイメージしたカラーをモチーフにする。この世界を股にかけたようなごちゃ混ぜ感。大好きです。

そんな流れでネーミングをユーコングレーに決定し、vanillaではこのミニに使われたユーコングレーより、やや明るいインテリアとして取り入れやすいカラーを選択。どことなくビンテージのイームズ シェルチェアのカラー「シーフォームグリーン」も彷彿させる、vanilla流の「ユーコングレー」に仕上げました。

さらに今回このユーコングレーを引き立てるため、ボビーワゴン用ウッドプレート BUTAI Ｌサイズも限定で「ローズウッド／オーク」仕様を制作、ボビーワゴンユーコングレーをご購入の方にもれなくプレゼントする事を決定しました！

現時点ではこの撮影に使用した個体のみで国内への入荷は4月上旬となりますが、予約販売という形で3月1日から販売を開始します。
販売開始前ですが商品ページの準備は整っていますので、ぜひご覧ください！

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※2019年更新：こちらの限定ボビーワゴン ユーコングレーは完売いたしました。