タイムライフチェア
スタッフ
スタッフ

vanillaの村上です。
先週、ハーマンミラージャパンが認定するコレクションアンバサダーという資格を取得するため、一泊で東京丸の内にあるハーマンミラーに行ってきました。いわゆる、ハーマンミラーの商品を伝える「大使」の役割です。
全国からハーマンミラーの取扱店が集まり、ハーマンミラーの歴史や理念、商品に関する情報など改めて確認する場となりました。

 レクチャーを受けている様子
レクチャーを受けている様子

当店からは僕と、宇都宮に在籍するショップマネージャの小柳と2名で参加。
上の写真では奥のソファで腕組みして下を向いているのが僕ですが、決して寝ていません!ホントに。
リスペナードソファという新しいソファの座り心地を噛み締めているだけです。ホントに。
寝る余裕なんてまったくありませんでしたから。

イームズチェイス
イームズチェイス

ハーマンミラーのオフィスにはこんなエリアがあります。羨ましい。
左のホワイトレザーの細長い商品はイームズチェイス。滅多にお目にかかることはありません。
幅わずか46cmの長椅子?ベッド?のようなもの。映画監督のビリー・ワイルダーが、ロケ中に熟睡せず短時間だけ仮眠をとれる椅子が欲しいとイームズにリクエストしたそうです。
これ、寝転がるとものすごく快適です!すぐ寝れます。ですが、熟睡すると腕がほどけ落ちて目が覚めるそうです。なるほど。

奥はご存知、イームズ ラウンジチェア&オットマン。レザーは仕様変更前のクロムレザーだそうです。かなりいい艶が出ていました。
MoMAやシカゴ美術館のパーマネントコレクションにも選ばれ、世界的にもあまりにも有名なイームズラウンジチェア&オットマン。

ELO
ELO

最近はこのセットのことを「ELO」と呼ぶそうです。正式名が長いからですが、それだけ話題になる頻度が高いのです。
読み方注意です。イーエルオーです。
「ELO」Eames Loungechair & Ottoman です。

ローマ字読みはNGです。お間違いなく。
まぁ、これだけ多くの人を虜にする椅子ですから、ある意味ローマ字読みも間違いじゃないかも笑

ライフタイムチェアに座る、試験に余裕がある小柳
タイムライフチェアに座る、試験に余裕がある小柳
タイムライフチェアでリラックス
タイムライフチェアでリラックス

タイムライフチェアでリラックスする小柳が座っている椅子もなかなか見れません。イームズのエグゼクティブチェア。
通称タイムライフチェア。しかもホワイトレザーのグライズバージョン(キャスターなしです)
めちゃくちゃカッコいいんです!

ライフタイムチェアに座る、試験に余裕がない村上
タイムライフチェアに座る、試験に余裕がない村上

もちろん僕も座りましたが、試験のことで頭いっぱいでまったく余裕がありません!笑
休憩時間ですが、他店の方ともレクチャーの内容を確かめ合いながら、緊張が続く時間。

結果、小柳も僕も無事合格しました!しかも小柳は全体で2位の高得点!さすが!
僕? 合格です!笑

これは一重に、一緒に参加されていた他店のみなさんのおかげです!
ありがとうございます!

このコレクションアンバサダーの取得に向け、事前に予習資料もあったんですが(かなり膨大に)断片的だった知識が一本の線になったような気がします。
いや、まだまだ破線かもしれませんが、この記事自体がすでにコレクションアンバサダーの仕事の一部かなと思います。

今回学んだ中で、最も印象的だった言葉をご紹介します。
1948年にジョージ・ネルソンが作ったハーマンミラーコレクションカタログの序文。それは今もなお引き継がれるハーマンミラーの考え方でもあります。

  • あなたのつくるものは重要です
  • デザインはビジネスにとって不可欠である
  • 製品は誠実でなければならない
  • 何を作るかは自分たちで決める
  • 良いデザインには必ずマーケットがある

この5つのシンプルな文章には少し深い意味があり、補足も必要ですが、それはまた次の機会に。
泊まったホテルの怖すぎる怪奇現象についてもまたの機会に。

ここで言うデザインとは、装飾やアートのことではなく、問題を解決手段としています。
僕はvanillaの中で商品開発に携わることがあるのですが、この5つの項目を少し意識してみようと思いました。

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