載せただけで高級仕様になるリアルファーを使ってみた
柔らかな質感とボリューム感は見た目にも華やかで、ソファなどにかけるだけで一気に空間に華を添えてくれるシープスキン。
いわゆる羊の毛皮は北欧インテリアでは一般的なアイテムで、家具、特に椅子やソファなどに着せかけるのが一般的な風習です。
ムートンとシープスキンの違いを聞かれることもありますが、実はどちらも羊の革、羊毛になります。
フランス語ではムートン、英語ではシープスキンと呼ばれており呼び方の違いだけで大きな違いはありません。
ですが私の個人的な感覚だと、なんとなくイメージではムートンがもこもこした毛足の短い毛皮で、シープスキンが毛足の長いフワフワとした毛皮なんてイメージがありますね。
座り心地をよくするためだけではなく、見た目の暖かさを演出するためにも使われるシープスキン。
北欧の人々はその土地柄から長い期間太陽の暖かさから離れて暮らしています。
そのため家具をそのまま、いわゆる裸のまま使うのではなくシープスキンを着せて使うのが一般的なんだそうです。
日本では四季の移り変わりも激しく、肌寒くなる季節に家具を衣替えするように着せるイメージで使えば見た目にも秋冬の装いとしてお使いいただけますね。
もちろんソファや椅子などにかけるだけでなくベッドサイドに敷いたり、デスクやソファーの足元に敷いて使うのもオススメです。
とは言いつつも実際には椅子やソファにかけて使うことの方が多いと思います(笑)
見た目の印象からお手持ちの家具との相性を気にされる方も少なくないかと思います。
ですが、シープスキンは非常に柔らかく家具馴染みもいいですし、それなりにサイズも大きいので違和感もほとんどなく馴染んでくれることでしょう。
例えば、カリモク60のKチェアに
もちろん1シーターにも。
1シーターに合わせて使うとシートを全体的に覆ってくれるので、まるで別の家具に生まれ変わったかのような表情になりますね。
またはイームズシェルチェアDSRに
イームズ アームシェルチェアRARに合わせればよりラグジュアリーな雰囲気に
そして吉田が個人的に最もオススメしたいのが、BKFチェアとの組合せ。
いずれの組合せでも言えることなのですが、冬の時期になると座った瞬間にひやっとした感覚があったはずがほぼその感覚は感じられず、気がつけば手元に近いシープスキンの端っこの「もこもこ」をひたすら触ってしまっていました(笑)
さながら毛の長い猫を触っているような感覚にも近い感覚ですね。
せっかくなのでこれ以上ない贅沢な組合せも試してみました。
vanillaを運営する僕たちの会社NON VERSUS(ノンバーサス)には家具と住宅を体感できるLAST(ラスト)という空間があります。
そこにはイームズ ラウンジチェア&オットマンの展示もあってそれをみた瞬間、「これは試さなくちゃ、快適さをお伝えしなくては!」という建前を持って体感してみました。
まぁそれこそ形容し難いほどの贅沢感。
見た目もさることながら、ラウンジチェアの柔らかなクッションと包み込まれるような座り心地にシープスキンの贅沢な肌触り。
もちろん室内で使うこともオススメなのですが、キャンプやグランピングを楽しまれる方にもおすすめだと思います。
簡単に丸めることができるので持ち運びも容易ですし、外で使うといつもとまた違った楽しみ方が生まれそうです。
ちなみに丸めた感じはこんなボリューム感になります!
かなりのふんわり感なので、抱きしめているだけでほっこりしますし枕がわりにして顔を埋めても最高に気持ちいです。
なにぶん本物の羊の毛皮なので、個体差もあります。
毛の長さが違ったり、色味も若干ですが異なったりします。
でもそれも一つの個性なので日々お使いいただく中で絶対に愛着が湧くはずです。
本革でこのボリューム感はなかなかの値頃感だと思います!
ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか?