おうちにいる時間が長くなった方が多いと思います。在宅ワークだったり、外出の自粛など。ニイツマもここ1、2年で自宅にいる時間が増えたなぁと実感しています。おかげさまでおうち時間の見直しということでインテリアのご相談は多数いただいているんですが、今回はその中でも「椅子」について更新してみます。
椅子といっても在宅ワーク用ではなく、くつろぐ用の椅子です。いわゆるリビングで座るようなソファ、ラウンジチェアですね。実はインテリアの中でも椅子は種類も多く、デザインやサイズ、価格帯などで選ぶのが大変です。なので、今回は「vanillaで在庫を持っているもの」をピックアップしてみました。なので、即納が可能です!気に入ったものがあればぜひご注文いただけたら嬉しいです。在宅ワーク用の椅子のおすすめはこちらのブログを参考にしてみてください。インテリアに馴染むデザインで、アンダー5万円で買えるオススメをご紹介しています。
それではご紹介していきましょう。
●カリモク60Kチェア1シーター
やはりというべきか、まずはチェックしておきたいのがカリモク60のKチェア1シーターです。当店でも大人気で、もはや定番一人がけソファと言っても過言ではありません。1962年の登場から続く歴史とメイドインジャパンの品質は安心感そのもの。そして来年2022年にはブランドデビュー20年を迎え、今改めて注目したいロングライフデザインです。
生地によってお値段や納期が変わりますが、このスタンダードブラックは一番お手頃価格。ビニールレザーでお手入れもしやすく、カフェのようなインテリアを楽しむことができます。ちなみにモケットグリーンも在庫をご用意しています。Kチェア1シーターを買うなら、vanillaオリジナルのチェアブーツKや、スペース次第ではオットマンの買い足しがオススメ。ソファで横になるのではなく、オットマンで前方向に脚を伸ばす快適さは一度知ってしまうとやめられません。
Kチェアは組立品になりますので、プラスドライバーをご用意ください。組立てる時間も楽しめる一脚です。
●イームズLAR
ミッドセンチュリーを代表するイームズ。比較的最近復刻されたばかりのLARはリビング周りでも使える高さで、イームズの楽しみ方が増えましたね。リビング周りの場合は他にロッキングタイプもありますが、それとはまた違った位置づけかなと思います。揺れずにしっかりと座りたい方にはLARがオススメ。
LARもいくつか種類があります。ポリプロピレン(PP)のモデル、ファイバーグラス(FRP)のモデル。加えて、それぞれの素材のシェルにウレタンとファブリックでクッションを持たせたアプホルスタータイプです。長時間座ることを考えると、アプホルスターで全面にクッション性があった方が快適ですが、PPやFRPもvanillaオリジナルのシートパッドがあると快適さがアップしますのでオススメです。通常LARはお取り寄せで4〜5ヶ月程お時間をいただきます。今ならPPのオールブラックモデル、アプホルスタータイプ各種が在庫をご用意していますので、ぜひチェックしてみて下さい。
●CUERO(クエロ) BKFチェア
一言で表現するなら、本革のハンモック。まず見た目のインパクトが強いBKFチェアですが、その座り心地は見た目を裏切りません。深く包み込まれるような感覚で、浮遊感すら感じます。インスタライブではお話しましたが、3人のデザイナーの頭文字をとって名前が付けられています。「Antonio・Bonet(アントニオ・ボネット)」「Juan・Kurchan(フアン・クルチャン)」「Jorge・Ferrari=Hardoy(ホルヘ・フェラーリ=ハードイ)」の3人ですね。1つの商品でデザイナーが3人、そしてちゃんとクレジットが残っているのは珍しいかもしれません。
実は今日ご紹介する椅子の中でも一番歴史があるんです。1938年にデザインされ、80年以上の歴史があります。時代ごとでライセンスを持っているメーカーも変わったりしていますが、それだけ世界中で人気があったとも言えますね。このBKFチェアですが、「斜め座り」をすると背のあたり具合が安定するのでオススメです。そして、快適さをアップさせるためにヘッドピローとフラインググースがマストアイテム。深く身を預けると、脚を伸ばしたくなるんですよね。オンラインショップでは商品ページが間に合っておりませんが、ご希望の方には販売可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
●イームズLCW
今日のブログ最後を飾るのはイームズのLCWです。イームズとハーマンミラーの最初のプロダクトとなったプライウッドシリーズ。戦時中のレッグスプリント(脚の添え木)がデザインのルーツになっていますが、身体へのフィット感は椅子の形になっても健在です。木とは思えない柔らかい座り心地は本当に座っていただきたい一脚ですね。
また、先ほどのBKFチェアにも言えることですが、本革や天然木はエイジングが楽しめます。経年変化ですね。使うにつれて艶が出たり、色が変わったり。もちろん道具として使うので細かい傷も入っていきますが、それをアジとして楽しめるかどうかが大事です。よくデニムなんかで例えたりしますが、これを楽しめない方にはオススメできません。ただ、どんどん自分の手で育てていきたい!自分で育てる名作椅子が欲しい!そんな方にはオススメできます。今なら木目も選べますのでお好みの一脚見つけてみて下さい。
●オマケ イームズラウンジチェア&オットマン
イームズLCWウォールナットで最後と言っておきながら、ラウンジチェアを紹介するならこちらは外せませんね。究極の椅子とも称される、イームズラウンジチェア&オットマンです。オマケというよりはメインですが。笑
インテリア雑誌はもちろん、ドラマや名作映画にも度々登場する名作椅子は誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
控えめに言っても最高の一脚。イームズラウンジチェアのダメなところは、これに座ると他の椅子が物足りなくなってしまうところです。それまで自分が座っていたものは一体…と感じてしまうほど完成された座り心地。もちろん人それぞれ好みや体格の違いはありますので、万人に受け入れられるかは別です。ただ、デザインされてから半世紀以上経った今なお世界中で愛される、選ばれる事実があります。それは単に外見(デザイン)だけでなく中身(座り心地)も伴っているからだと思います。
vanillaではLCWと同じく、イームズラウンジチェア&オットマンの木目を選んで購入することができます。ラウンジチェアはサイズが大きいので2マン配送で、設置と梱包材の回収まで対応させていただきます。もちろん在庫がありますのでぜひ好みの一脚をお選びください。
いかがでしたでしょうか?このラインナップを在庫しているお店も少ないと思いますので、おうち時間の見直しにお役立ていただけたらと思います。