クロサワ
クロサワ

vanilla郡山店のクロサワです。

最近郡山では秋の季節が近づいてきたのか、夜は少々涼しくなってきた気がしますが、皆様はどうお過ごしでしょうか?

今回は先日から販売が始まりました「イームズこけし」についてご紹介したいと思います!このアイテムは僕がとても楽しみにしていたものなので、是非最後まで読んでみてくださいね!

何故「イームズこけし」という名前で呼ばれているのか?

実はイームズ夫妻は世界各国の民芸品などを集めていました。でもコレクションという意味合いではなく、何かが宿っているものを購入し持って帰ったという話をどこかで見たような気がします。その買ってきた民芸品をカリフォルニアにある自邸「イームズハウス」に飾っていました。今でも当時のまま残されているらしく、モダンな家に飾り物や絵などが沢山ある風景はとてもイームズ夫妻っぽいですよね!

そこの自邸で飾られていた民芸品の中に「こけし」がありました。何種類かあったみたいなのですが、その中の1つが宮城県地方で作られている「弥次郎系こけし」で、裏に書かれていたサインを見ると「鎌田文市」さんという工人の方の作った「こけし」でした。それを知ったある雑誌社が文市さんのお孫さんが継いでいる「鎌田こけし屋」さんに復刻のお話があり、今に至るというわけです。それが数年前に広まり「イームズこけし」として販売されてきたというわけです!なので、決して「イームズ夫妻」がデザインした「こけし」というわけではないです。

余談ですが、イームズハウスバードやイームズホエールも元々はどこかの民芸品で、自邸に飾られていたオブジェとなります。

祖父の「こけし」を考察しながら再現!

これは「鎌田孝志」さんと僕が、お電話でお話しした際に聞いた内容なのですが、

復刻する「こけし」を写真で見たのですが、かなり色あせていたらしく、正直原型がどんなだったかは予想でしかないとおっしゃっていました。祖父の「こけし」ならこんな顔で、体の絵柄はこんな特徴で、といった具合に考察をしながら、再現したとの事です。3タイプあるのも、考察を進めていく中で改良していったことが理由だとか。

「弥次郎系こけし」とは?

「イームズこけし」は 「弥次郎系こけし」 という系統に属している「こけし」です。僕も調べ得ましたが、「弥次郎系こけし」には以下のような特徴があるみたいです!

「弥治郎こけし」の大きな特徴は、華やかな衣装。ろくろ線に、着物の襟と裾を描いたものや、蝶や花など、女性らしいモチーフの絵柄をまとった、くびれたウエストも女性らしい印象。こけしの産地の中では珍しい温暖な環境にあるためか、開放的でカラフルな彩色。頭頂部にはろくろ線によるベレー帽のような模様が描かれている。個人的に顔つきもあっさりしていて可愛らしいものが多い気がします。今回の「イームズこけし」も同様ですね!

工人の手作りで作られる

この「イームズこけし」も1つ1つ手作りで作られています。「こけし」も工人によって形作られ、絵付けも人の手で行われています。それ故に個体差がありますが、そこが民芸品の醍醐味ですよね!また木材の木目も個体差があって面白いですよ!裏にはちゃんと「鎌田孝志」さんのサインが入っています!

ということで簡単にご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?まだ在庫はありますので、是非現物を見に来てくださいね!

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