Kチェアリミテッド「栓」の展示をスタートしました
vanillaの実店舗では、Kチェアリミテッド「栓(セン)」の展示をスタートしました。
実際に販売を開始するのは3月9日(土)からとなりますが、vanilla郡山の店頭では本日から実物をご覧いただけます。(宇都宮・キナルバニラは現在休業中のため、3月3日より店頭展示致します)
Kチェア・栓(セン)
栓(セン)という木は、北海道を中心に日本全国に自生しています。狂いが少なく加工のしやすさもあり、欅(ケヤキ)の木目にも似た姿から、家具や建築材として利用されてきた木材です。
特徴的なのは、アーム木目の美しさ。
使うにつれて、冬目(濃い線のところ)と夏目(色の薄いところ)の差がはっきりとしてくるので、より味わい深い表情を楽しむことができます。
非常に白っぽい木材ですが、クリア塗装にて保護されていますので特にデリケートに使わなくても大丈夫ですよ。
Kチェア「栓」はパターンオーダーの張地から選べる
Kチェア・栓は、「パターンオーダー」の張地を全て選ぶことができます。パターンオーダーは、通常は実店舗でのみご購入いただけるメニューですが、今回の栓は当店のウェブサイトでもご注文を頂くことが可能です。
各店舗では、大きなサイズの張地サンプルもご用意がありますので、お近くにお住まいのお客様は、ぜひ最寄りの店舗にてご覧ください。
もちろん、店舗にお越しになれない場合でも、3月9日以降に当店の ウェブサイトにてご注文を承ることはできますので、合わせてご覧ください。
Kチェアリミテッド・栓は、3月31日(日)までの期間限定商品です。数量の限りはないものの、下記のスプリングフェアがありますのでお早めのご検討がおすすめです。
カリモク60スプリングフェアも同時開催中
イベントが盛りだくさんですが、カリモク60のスプリングフェアも同時に開催しています。
3月1日〜3月31日の期間中にカリモク60商品を5万円以上ご購入いただきますと、カリモク60公式ノベルティのモケットポーチをプレゼントしています。私たちも実物を見ましたが、かなり大きくて使いやすいです。
ipad miniやkindleなどの小さめのタブレット端末は入るサイズ感なので、大活躍しそうな予感です。
この機会しか手に入らない非売品のポーチ、ぜひゲットしちゃってください。多めに用意してはいますがポーチの数には限りがありますのでお早めにご検討ください!
日本の木とKチェア
Kチェア・栓の販売はカリモクの取り組みから生まれたもの。カリモクは以前から 「多様な木材から家具をつくること」 を掲げ、様々な木材を加工して家具作りを行ってきました。
今回の「日本の木とKチェア」は2024年の取り組み。国産材を使ってKチェアをつくる企画の第一弾です。
日本の森林はなんと2,502万ヘクタールもあり、日本の国土(こくど)の67%が森林です。この数字は、先進国ではフィンランドに次いで2位。日本は世界でも有数の森林大国なんです。
しかし森林率に対して木材自給率は低く、国産材で家具を作ることが少ないのが現状です。そこでカリモクでは森の共存を目指し、様々な取り組みを行っています。
この取り組みから生まれた別のブランドが、カリモクニュースタンダード。カリモクの考える、自然との共存の手法が、こういった取り組みなのです。
栓の木の小話
今回のKチェアリミテッドに使われた栓ですが、ウコギ科という植物です。ウコギ科の代表的な木材の中には、コシアブラの木が存在します。
コシアブラは、東北在住の皆様にはなじみ深い民芸品、山形県のお鷹ぽっぽの材料なのです。サルキリというそば切り包丁みたいな大きな刃物一本で仕上げていくお鷹ぽっぽ。民芸品好きはマストですよ。
これを書いている人物(コヤナギ)は民芸品が好きなので、民芸トークもイケます。通常は郡山の店舗に居りますので、よかったら遊びに来てください。