
vanillaのニイツマです。
今日は10月1日から販売が始まるルイスポールセンの新作をご紹介します。先月9月にも多数新作が登場したばかりですが、10月も新作の登場や2025年の限定品が登場するなど盛りだくさんです。ぜひご覧ください!
今回の新作はVLリングクラウンシリーズで、新たにフロアランプとテーブルランプがラインナップに加わります。VLリングクラウンシリーズは他の“VL”シリーズと同じく、デザイナーはヴィルヘルム・ラウリッツェン。デンマークを代表するデザイナーです。

VLリングクラウンシリーズのルーツは、1940年にコペンハーゲンにある古いデンマーク放送局のためにデザインされたランプに由来しています。当時は他にも同じVLシリーズのVL38や、通称”ラジオハウスペンダント”で知られるVL45などもデザインが誕生していますが、オリジナルのVLリングクラウンが放送局の室内を飾ることはなかったそうです。

その後デザインだけにとどまっていたVLリングクラウンシリーズは、ヴィルヘルム・ラウリッツェンの事務所に務めていた建築家のフィン・ユールによって、1947年にコペンハーゲンの磁器メーカーのインテリアデザインにVLリングクラウンが採用された経緯があるそうですが、時は流れ2019年にラウリッツェンの図面をそのままにVLリングクラウンシリーズが改めてルイスポールセンのコレクションとして登場することになりました。

これまでのVLリングクラウンシリーズはペンダントランプ(1灯・3灯・5灯・7灯)とウォールランプ(1灯・2灯)のみのラインナップでしたが、ここ数年のアンビエントライトのニーズに合わせてより提案の幅を広げられるように、今回フロアランプとテーブルランプが追加になりました。
オパールガラスを採用したフロアランプやテーブルランプはこれまでだとPHシリーズのご提案が多かったですが、今後はVLリングクラウンシリーズも候補にあがりそうですね。光が下方向だけでなく、オパールガラスを通して上方向にも柔らかく光を広げますので、他の照明とコーディネートすることで心地よい空間を作ることができます。

VLリングクラウンシリーズの共通にはなりますが、シェードは三層の吹きガラスでフレームや本体は真鍮の無塗装仕上げです。奥行きがあり吹きガラスならではの温かみと、経年変化をしていく静かな真鍮の佇まいのコントラストが美しいですよね。丸でもないシェードのデザインは、先端を少し窄ませることで光源が直接視界に入りにくい点もポイントです。

基本的にシェードのサイズは共通(Φ19cm)になりますが、今回登場するテーブルランプのみ一回り小さいΦ15cm。見た目の美しさと小回りのよさのバランスがいい仕上がりです。ベッドサイドなどに置いても邪魔にならず、柔らかい乳白の光を届けてくれます。

今回のブログはここまでのご紹介となりますが、vanillaオンラインショップでは販売を開始しておりますのでぜひ商品ページもご覧になってみてください。