言わずと知れたカリモク60の名作ソファ。その座り心地が気になる方も多いと思います。
今回は「KチェアでPC作業はできるのか」「リラックスできる?」などなどvanillaが徹底検証します。
Kチェア使用歴10年のスタッフレビューもご紹介。本ブログでは座り心地や使い心地に関する疑問を解消します!
- カリモク60 Kチェアの座り心地って?快適さの秘密とは
- カリモク60 Kチェアの構造について
- 快適な座り心地を実現する座面
- 日本人の体形に合わせた設計のソファ
- Kチェアって座っていると疲れる?
- Kチェアでデスクワークはできる?
- パソコン作業との相性は?
- 長時間座っても大丈夫?
- Kチェアで食事はできる?
- 適正なテーブルの高さについて
- Kチェアで食事をとる際のメリットデメリット
- おススメしたい人や生活スタイル
- 10年使用中!カリモク60 Kチェアを使ったスタッフ体験談
- なぜKチェアを選んだのか
- Kチェアとの日常を振り返る
- 長年の使い心地:Kチェアの魅力を振り返る
- カリモク60 Kチェアの購入ガイド – 失敗・後悔しないために
- サイズや機能を確認
- 他のインテリアとの相性も大事なポイント!
- 耐久性と保証について
- 座り心地だけじゃない!カリモク60 Kチェアの魅力を探る
- 素材の耐久性
- メンテナンスの方法
- パーツ販売について
カリモク60 Kチェアの快適さの秘密とは?
まずはKチェアの構造や特徴について詳しく説明していきます。
カリモク60 Kチェアの構造について
Kチェアは1962年の発売当時のデザインはそのまま、実は時代に合わせて「座り心地」や「耐久性」の改良が重ねられています。
大きな構造としては、
Sバネと呼ばれる山形に反らせたバネに2層の高密度ウレタン、キルトウレタンを重ねた構造。
また2008年には、バネ径を1.2倍太くして耐久性をアップ、 一般的なスラブウレタンと比較して2倍の密度がある高密度ウレタンへ改良しています。
快適な座り心地を実現する座面
シートのSバネは、山形に反った反発力の高いものを採用。平らなバネと比較すると、掛け心地や耐久性が高い構造になっています。
日本人の体形に合わせた設計のソファ
一般的なソファの奥行は85~100cmですが、Kチェアは70cmと浅めの設計なので、小柄な方やご年配の方でも座りやすいです。 店頭でのご相談で「海外製のソファを買ったけれど奥行きが広すぎで座りづらい」といったお客様がいらっしゃいました。
海外製品は欧米諸国の方の体格に合わせているので、私たち日本人にはサイズが大きすぎちゃうんです。自分の体形にあったソファ選び”というのが大切ということですね。
「大きすぎないけど、窮屈じゃない」がKチェアの魅力です。下の動画では、Kチェアのサイズ感について詳しく紹介しています。
Kチェアって座っていると疲れる?
カリモク60のKチェアってデザインがレトロだけど、実際に使ってて疲れることはないのか?
レトロなデザインは現代のライフスタイルでも使いやすいのかが気になるポイント。
実際に色々なシチュエーションで検証してみました。
Kチェアでデスクワークはできる?
ここ数年は家で仕事をする方がとても多くなったと思います。専用のワークチェアは高額の物も多いし、ソファで仕事ができたらいいですよね。詳しく説明していきますね。
高機能なワークチェアと比べると劣りますが、Kチェアはソファで仕事をしたいという方には、おススメの椅子です。
まず大前提として、PC作業をするにあたって、座面の奥行きサイズが重要になります。奥行きの深めのソファだと深く腰掛けられて、ゆったり座ることができますが、PC作業は上半身を前方向にもっていくので、真逆の姿勢になります。
ですので奥行きが大きいソファは在宅ワークには向きません。その点、Kチェアは一般的なソファ奥行きに比べ70cmと浅めなので、姿勢をキープしやすい。
身体が傾きすぎないので、PC作業等にも比較的使いやすい椅子なんです。とはいえ、どうしても作業中は椅子と体に隙間ができてしまうので、クッション等を挟むとよりいい感じになります。
パソコン作業との相性は?
これは使用するテーブルの高さに関係します。本格的にKチェアで仕事したい、という方はテーブルを60㎝~62cmの高さのものを選んでください。そうすることで、前かがみになりすぎず、作業しやすい環境になります。
座面もKチェアは硬めなので、姿勢が保ちやすく快適に作業が行えます。
長時間座っても大丈夫?
もし、ご自宅での作業時間が週3日を超えたり、一日6-7時間という方は 座る事自体、身体に負担がかかるので 専用のワークチェアとデスクをぜひ使ってください。どの椅子でも言えますが、長い時間同じ体勢を取っていると疲れるので、Kチェアに座った時も適度に身体を動かしたりしてくださいね。
Kチェアで食事はできる?
実際に、筆者オクザワがKチェアを食事用の椅子として使っているので、感想もふまえて紹介していきますね。
適正なテーブルの高さについて
パソコン作業との相性の時もお話しましたが、Kチェアで食事をする場合もテーブルの高さは60-62cmがおススメです。カフェテーブルやLDテーブルやDテーブルなどがKチェアに合わせた高さ設計になっています。適切な高さを選ぶことでより快適に食事の時間を楽しむことができますよ。
Kチェアで食事をとる際のメリットデメリット
Kチェアで食事をする際のメリットを紹介しますと、まずゆったりとした時間を過ごせるということ。
ダイニングチェアに比べ、座面も広く快適に座れるので、時間をかけてお食事を楽しみたい方にはとてもおススメです。
私も食事をゆっくり楽しみたい派だったので、Kチェアの選択はすごく満足しています。ただ鍋をつまんだり、もんじゃ焼きをするときは、前のめりになるので合わせてクッションを使っています。(カリモク60のためのクッション)
普段はダイニング用として使っているKチェアですが、来客のときなどは椅子が足りなくなるので、リビング側にもっていって、使ったりしています。
デメリットとしては、アームがついているので出入りがしづらいという点。テーブルに椅子をしまい込めないので、スペースは必要になります。
おススメしたい人や生活スタイル
食事タイムをとにかく楽しみたいという方、部屋があまり広くなくリビングとダイニングを兼用したい!という方にはぜひおススメです。LD兼用スタイルは長年人気のスタイルですし、目線が下がることで部屋が広く見えるというメリットもあります。
10年使用中!カリモク60 Kチェアを使ったスタッフ体験談
Kチェアを愛用して早10年。
「なぜKチェアを選んだのか?」「10年愛用して感じたこと」を紹介していきますね。
なぜKチェアを選んだのか
実家のリフォームを機に家具を一式買い替えようという話になり、色々探し始めた矢先、旅行先で立ち寄ったカリモク60販売店で、Kチェアの「スタンダードアイボリー×ウォールナット色」の組み合わせを見つけ、「なにこれ可愛い!」と大興奮。
スタンダードアイボリーが家のイメージにピッタリだったし、もうビビビッときたので、Kチェアを選びました。
当時は裏メニュー的な感じでアームの塗装色を特注しましたが、 今はパターンオーダーというサービスを使ってオーダーできます。※実店舗限定)
また、メーカー公式サイトではカラーシミュレーションも見ることができますよ。
Kチェアとの日常を振り返る
Kチェアを使うようになってから、家族団らんの時間が増えました。今まではダイニングを食事をした後にすぐリビングの方にいっていましたが、今は食事のあともKチェアに座って、お茶を飲んだり、リビングにいる家族と会話したり、コミュニケーションがより取りやすく、穏やかな時間を過ごせているように思います。
長年の使い心地、Kチェアの魅力
スタンダードアイボリーという真っ白の張地を選んだので、気になっていたのが「汚れ」と「メンテナンス」でした。しかし実際に使ってみると、正直汚れはあまり気になりません。
ビニールレザーなので、食べ物、飲み物をこぼしてもさっと拭くことができるので安心して使えますし、年に1度はすべて分解して、中性洗剤を薄めたもので拭き上げしたりしています。これだけですごくスッキリするので、大掃除のときに一緒にメンテンスしています。
10年間ほぼ毎日使っていますが、座面のへたりもさほど出ていなく快適です。メンテナンスのしやすさや耐久性の面でもKチェアを選んでよかったなぁと今でも思います。
そして何よりこのカラーとデザインがとても気に入っているので、まだまだ愛用する予定です。
カリモク60 Kチェアの購入ガイド – 失敗・後悔しないために
快適さとデザイン性を兼ね備えたカリモク60のKチェアですが、失敗した購入を考える際にはいくつかの注意点を押さえておくと安心です。
サイズや機能を確認
まず第一に、サイズを確認しましょう。Kチェアは通常のソファに比べ奥行きが浅めでコンパクト。
ソファにドカッと腰掛けたい方や、ソファで横になりたい方には少し窮屈かもしれません。
自分の体格や生活スタイルに合ったものを選ぶのをおススメします。
他のインテリアとの相性も大事なポイント!
Kチェアを選ぶにあたり、他の家具との調和も大事なポイントです。
基本的に木部のカラーの色を合わせると全体的にまとまり統一感のあるお部屋になります。
Kチェアで言うと、木部をウォールナットカラーを選ぶ場合は、他の家具もウォールナット系の色見を選ぶといいと思います。
また現在、先ほどもご紹介したカリモク60パターンオーダーというサービスを使うと、よりお部屋の雰囲気にあったKチェアをオーダーできるので、ぜひ色々試してみてください。
耐久性と保証について
厳選した高品質な木材を使用しているので、経年変化や日常の使用による摩耗にも強く、長期間の使用でも安心です。丁寧な加工と仕上げが施されているため、傷や汚れがつきにくいのも特徴です。
そして安心の3年保証。
万が一製品に不具合があった場合も全国のカリモク60販売店をとおして、修理やアフターフォローが受けられます。
座り心地だけじゃない!カリモク60 Kチェアの魅力を探る
Kチェアの魅力として、座り心地の快適さはもちろんのこと、「メイドインジャパン」ならではの細かいこだわりも所々に見られます。
素材の耐久性
カリモク60の製品は材料や生産工程にもこだわっており、 資材の調達から製造・販売、アフターフォローまで一貫して自社で行っているため、高品質で持続可能な製品を作ることが可能。
機械で高度な加工をスピーディーに行いつつ、要所で職人の五感や技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」をテーマにモノづくりを行っています。
メンテナンスの方法
Kチェアはメンテナンスも簡単に行えます。素材によって異なりますが、木部は基本的に乾拭きでOK。
スタンダードブラックに代表されるビニールレーザーは乾拭き、汚れが気になった際は薄めた中性洗剤で拭き上げ。
布製は普段からコロコロをしただく程度で大丈夫です。
メンテナンスが楽にできる、という点も魅力の1つですよね。
パーツ販売について
カリモク60製品は、パーツ販売も行っています。永年のご使用で座面がへたってしまった場合、汚れをつけてしまったときも、各パーツご用意があるので簡単に交換可能。傷んだ場所だけ交換することで、より永く愛用できる持続可能な家具です。