2016年4月21日（2023年3月7日更新）

組替自由なボックス収納で和モダンインテリア

826STANDARD UNITを使ったサイドボードのある和モダンな空間をスタイリングしてみました。
サイドボードとは、いわゆる背の低い横長の食器棚。昔は主に応接間に置かれ、来客時にサッとグラスを出してもてなしたり、写真や絵画、花瓶などを置おいて空間に箔を付かせるような使い方でした。
最近では客間を作ることが少なくなり、サイドボードの出番が減少気味ですが、実はリビングで名脇役として活躍します。
今回は826STANDARD UNITをサイドボードとして組み、和モダンをイメージしたスタイリングをしてみました。
「日本が大好きなアメリカ人がコーティネートした和モダン」風です！

※826STANDARD UNITとは、vanillaのオリジナルブランドである826STANDARD（ハチニーロクスタンダード）の、組替え自由なユニット家具です。無垢の木箱をベンチに並べ、必要な場所に必要なサイズの家具を自由に組み合わせられる商品です。

和モダンなサイドボードのコーディネート

ショップの片隅を使ったスタイリグ。
今回はソファではなく、長大作氏デザインの中座イスをメインにしています。（メーカーサイトにリンクしましたが、当店でも取扱っております）
ブラックの張り地の低座イスもあり、本当はそっちの方が高さ的に良かったんですが、マスタードの張り地の方が今回のテーマに合っていたので、見た目重視でセレクト。

この826STANDARD UNITのセットは公開していませんが、もちろん単品でバラバラに選ぶことで同じ組み合わせになります。
ドアボックス　２個
シングルボックス　１個
ドロワーボックス　１個
スラットベンチトップ168　１個
ヘアピンレッグ　１セット
となり、税込で¥125,757（2016/4/8現在）です。
※ちなみに木脚なら¥114,288です。

サイドボードに会津木綿

826STANDARD UNITの天面に敷いたのは会津木綿（あいづもめん）。福島県会津地方で400年続く伝統工芸品です。
このアジのある独特な配色の縞模様は外国人の方も好きそう！

今回は藍色にピンクのラインが入った会津木綿を、アイロンをかけず素材の風合いを活かしてそのまま使いました。
偶然にも生地幅がピッタリ！（笑）
純和風になり過ぎないようにジラードのグラフィックカードを無造作に散りばめ、レトロな小さな時計置いたり欧文が入ったポスターを立て掛けてバランスを取りました。

通常は真ん中にドーンと何かを置きたくなりますが、今回は小物をたくさん使ったので中央部は思い切って余白を作っています。
モノが多くてもスッキリ見せるコツです。

トップにはお気に入りのモノを散らさずに置く

反対側には和洋折衷な小物を一塊に。
お気に入りのモノを、高さを揃えず一塊に置くといい感じにまとまります。柔らかいシルエットのモノを選び、イサムノグチのakariを後ろから灯し、直線だらけの家具に加わった柔らかなラインを強調させています。

棚に照明を飾る

収納スペースには雑誌を入れたくなりますが、ここではちょっと裏ワザを。
826STANDARD UNITのボックスには背面に配線用の穴があり、コードを見せずに箱の中で照明を灯すことができます。
これ、夜のリビングの雰囲気をめちゃくちゃオトナっぽくしてくれます！
かなりオススメです！男前インテリアなテクニックです！
ここでも会津木綿をちょこっと使って統一感を。
もちろん、雑誌を入れるのも全然アリですが、ギッチリ入れるとただの本棚になってしまうので、遊びの空間を作るといい雰囲気に仕上がります。