イームズとアメリカンクオリティと納期の話
vanillaの村上です。
コンバースもリーバイスもオールデンも、チェロキーもスレイヤーもAppleも、み〜んなアメリカ生まれ。長い間人気が絶えないものって結構アメリカで創造されているような気がします。イームズアイテムもその1つですね。
当店でも長年販売しているイームズアイテムですが、全てハーマンミラー社製です。日本にもハーマンミラージャパンという企業がありますが、新商品や新色、廃盤も価格も品質も、全てアメリカのミシガン州にあるハーマンミラー本社が決めています。
製造工場はアメリカ本国の他、中国や東南アジア各国などアイテムによって様々。
一番人気のイームズシェルチェアに関して、日本に在庫があるタイプについてはアジアで作られていますが、それ以外はアメリカ製が多いです。
前置きが長くなりましたが、お伝えしたいのはアメリカ製ハーマンミラー製品のの品質と納期について。
けっこうアメリカンクオリティなんですよね〜。汗 傷とか凹みとか、なかなかの確率です。イチロー選手の通算打率に近いかも。
しかもアメリカ製の場合、納期は早くて3ヶ月。
なので、ようやく入荷した製品にキズあった時、僕らは青ざめます…。
3ヶ月もお客様にお待ちいただいたのに。
もちろん、ハーマンミラージャパンは交換してくれます。
ただし、また3ヶ月待ちなんですよ。 えっ!?って感じですよね。わかります。そこもアメリカン。
なので、いつも祈るような思いで検品しています。
そのため、「それは絶対イヤ!そんなに待てないよ!」という方には、ハーマンミラージャパンが通常在庫している、比較的短納期なアイテムをおすすめしたいのです。
当オンラインショップ内で納期が3ヶ月以上のものは十分にご理解をいただきたいのです。「11週〜」という表記は3ヶ月待ちのアメリカ製と思ってください。
でも、それでもメイドインUSAってなんかいいんすよね!
別にフォローする訳じゃありませんが、きっと僕だけじゃないと思うんです。
なんなんでしょうこの感覚。そういうラフなとこも含めてメイドインUSAに価値を感じちゃう僕は変態なんでしょうか。
もちろん一発でちゃんとしたものが届けば嬉しいのですが、不良だったら「あぁ、でたでた。さすがアメリカン。しょうがねぇなぁ笑 いつか武勇伝にしてやろう」と思ってしまうことさえも。
これ、メイドインジャパンとなると話が180°変わるから不思議ですよね。
もしかしたらUSAだからじゃなくて、そのアイテムが生まれた本国製だからなのかも。
例えば、フランスのセントジェームスのバスクシャツも大好きなのですが、同じサイズなのに結構個体差があります。でも許せてしまう僕。
誕生した当時のクオリティがそのままなのか、製法が変わっていないのか。
単に働いている人がテキトーなのかわかりませんが、それらを含めて勝手にオリジナル感や純度の高さを感じてしまう。笑 甘やかしすぎでしょうか。汗
そう思える人はそれほど多くないと思いますが、アメリカンクオリティを許容できる方、そこにも好感を待てるという方もvanillaは歓迎します。