フランネルソファのコーディネートのポイントは?コーディネーターが解説
インテリアコーディネーターのコヤナギです。
今回のブログでは、フランネルソファの人気モデル3つ
- BRICK(ブリック)
- SIESTA(シエスタ)
- PIVO(ピヴォ)
の、コーディネートのポイントについて書いていきたいと思います。今のお部屋にフランネルソファが合うのか?これから家具を買うとき、どんな点について気を付ければいいのか?について参考になれば幸いです。
そもそも…フランネルソファはお部屋に合わせやすい
まさかの大前提かも知れませんが、そもそも上記の3モデルは「お部屋に合わせやすいほう」のソファです。なので、そこまで心配しないでください。
それはなぜか。結論から言うと直線的なデザインだからです。シンプルな印象が強いため、他のもののデザインの邪魔になりにくいのです。そのため、今ある部屋にソファを追加や買い替えをする場合でも、だいたいマッチさせることができると思います。
と言ってもNGがないわけではないので、よりピッタリと合わせたい、という方はこれから書くポイントを踏まえていただき、お部屋作りに役立ててくださいね。
BRICK(ブリック)の合わせ方のポイント
ダントツで合わせやすい
ブリックは、ザ・ソファという出で立ちのソファ。シンプルな形状で、ブロックを重ねたようなデザインが特徴です。今回の3モデルの中で言うと、最も合わせやすいカタチです。
直線的なので生活感があまりなくいい意味でソファのフカフカ感がないので、インテリアの邪魔をしません。なので、ほとんどのインテリアに合います。張地の色選びを、よほどちぐはぐなものにしない限りは失敗しないと思います。サイズ感さえ合えばどんな部屋にも合わせられるので、失敗がほとんどないソファです。
アームの木材も合わせたい
ブリックはオプションでアームトップに木材を取り付けることができるのですが、このアームの木材はお部屋の家具と合わせたほうがいいですね。ダークトーンの木材(ウォールナットなど)には、アームトップをウォールナットに。ライトトーンの木材(ビーチやオーク)には、アームトップもオーク材のものをアームに使用したほうがマッチします。
ボリューム感のあるデザイン
しいて言えば、背もたれやアーム、座面にややボリューム感があるので、スタイリッシュな空間がお好みの方は、このあと紹介するシエスタの方がよりマッチしているかもしれません。
ブリックをイタリアモダンや北欧モダンのような部屋に合わせたい場合は、色味の薄いカラー(ライトグレーなど)にすれば合わせやすくなりますね。
SIESTA(シエスタ)の合わせ方のポイント
モダンやスタイリッシュな部屋におすすめ
SIESTA(シエスタ)は直線的なデザインに加えて脚がスチール脚のため、モダンなデザインにとても合います。ブリックよりも全体的に華奢で、存在感が薄いのがポイントでしょうか。
ソファが欲しいけど、あまり主張しすぎないものが欲しいという場合にはシエスタ+スチール脚(クロムメッキ)が良い選択だと思います。
ナチュラル部屋に合わせるには
ナチュラル部屋に合わせるのであれば、モダンなシエスタをちょっとカジュアルダウンさせても良いかもしれません。例えば、張地の色をベージュ系とかブラウン系にしたり、クッションを使ってやわらかいカラーを取り入れるとバランスがとりやすいです。つまり、生活感を出すような色を増やしていくと合わせやすくなるということですね。
PIVO(ピヴォ)の合わせ方のポイント
ナチュラルな部屋に合う
今回紹介する3モデルの中では、ナチュラルな部屋に一番合わせやすいのはPIVOです。木脚ということと、カドが尖りすぎておらず、わずかに丸みがあるためです。そのため、比較的「可愛く」まとめることのデザインでもあります。
女性のお客様で可愛いソファを探されているのであれば、「PIVO」「木脚(ナチュラル色)」「パステル系の色合わせ」がいい感じです。
デザインが軽いというメリット
背もたれの一部が切り欠かれているという特殊なデザインですが、それが軽さにつながっていることもあり、狭い部屋でも合わせやすく、圧迫感を感じにくいんです。
背もたれの一部がないだけなのに、受ける印象はだいぶ違います。フランネルソファの商品にはロータイプ&背もたれが低めなデザインが多く、全体的に軽めな印象ですがその中でもPIVOはかなり軽いデザインです。
お部屋が狭い場合や、リビングダイニングの一体感を出したい場合にはPIVOがおすすめですね。
全てのモデルを展示中
今紹介した3モデルは、当店の実店舗(宇都宮店・郡山店)にすべて展示しております。(2024年1月現在)どうぞ店舗へお越しいただきまして、フランネルソファの魅力を感じてください。