国産材でKチェアを。「日本の木とKチェア」第2弾スタート
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Vanillaでは実店舗限定の限定企画として「日本の木とKチェアオーダー企画」をスタートいたしました。
この企画は前回の限定Kチェア・センの木に続く第2弾です。今回は下記の4樹種のKチェアをパターンオーダーにて承ることができる企画です。
- 楡(ニレ)
- 欅(ケヤキ)
- 板屋楓(イタヤカエデ)
- 栗(クリ)
企画の詳しい内容は下記の画像から当店のWEBページに飛べますので、ぜひご覧ください。
今回のブログでは企画の紹介の一回目の記事として、材のひとつである「イタヤカエデ」について詳しく掘り下げた記事を書いていきますね。
イタヤカエデのKチェア
早速ですが、vanillaの実店舗で展示をスタートしたイタヤカエデを紹介させていただきます。
私たち店舗スタッフも実物は入荷してから初めて見ましたが、イタヤカエデの綺麗な木目に惹かれました。画像には左アームと右アームが別な画像で映っていますが、右と左でも結構違うことが分かると思います。
カエデの木部はかなり明るめの色です。現行のKチェアにあるピュアビーチと比較しても明るいです。また、同様に今回のラインナップの中にある「栗(くり)」も明るめです。
合成ですが、比較画像を載せてみました。
いちばん明るいのはカエデ、ちょっとピンクがかったのがビーチ、わずかにブラウンを混ぜたようなのがクリ、でしょうか。同じ白木系の木材でも、細かな違いがありますよね。
カエデのKチェアは北欧のインテリアにミックスしてもハマりそうですね。
イタヤカエデの特長
イタヤカエデは板屋楓と書きます。国内の広い範囲で自生している木材ですが、その多くは北海道や東北にて採取されています。なお今回のKチェアには、北海道産・岐阜産のイタヤカエデを使用しています。
イタヤカエデの名前の由来は板屋根=屋根からきたもので、生い茂った五角形の葉が雨宿りできるくらいに雨を遮ると言われ、「雨宿りのしやすい木」という呼び方もされるようです。
楓と聞いてもピンとこないかもしれませんが、家具や床材などでも使われるメープル材の国産版というと分かりやすいと思います。
楓は丈夫で美しい木目をもつ、というのが大きな特長です。粘り強い特性を持ち耐久性も高いため様々なものに加工され、建材や楽器(バイオリンやピアノなど)、家具で言うと一枚板のテーブルなどに使われます。
カエデには美しい木目が入ることも多く、下記のような特別な名前で呼ばれることもあります。
- 縮杢(ちぢみもく)=別名バイオリン杢
- 波杢(なみもく)
- 鳥目杢(ちょうがんもく)=別名バーズアイ
特に、鳥目杢を持つカエデ材はバーズアイメープルと呼ばれ、装飾材として使われることが多いです。バーズアイは家具でも使われており、国内の家具メーカーでも使用しているところがあります。
ちなみに、楓と紅葉(もみじ)はほとんど同じものだそうです。
今回の企画は期間限定ですが、数に限りはありません(予定を上回る大量の受注が入ってしまったら早期終了の可能性があるかもしれませんが)
各店舗では4樹種全ての木材と大きな張地のサンプルのご用意がありますので、実際の木目や張地の質感を確認しながら検討いただくことができます。
ぜひお近くの店舗までお越しください。