サガワ
サガワ

vanillaのサガワです。
今回はカリモク60関連で、ウォールナット色の艶感が変更になることについてお話ししたいと思います。

カリモク60 Kチェアのアーム

カリモク60ブランドでも人気のKチェアやリビングテーブルなど、多くの製品に用いられているウォールナット色。
「ウォールナット色」と書いたのには理由がありまして、たとえばKチェアやDチェアのアームトップにはブナ材、脚部フレームにはラバートリー材が用いられています。
そしてその塗装色として、ビンテージのウォールナット家具が紫外線などの影響によって経年変化(黄変)したカラーを再現した「ウォールナット色」に仕上げられているのです。

※ブナ材やラバートリー材、カラーについては過去のブログでもお話しているので、もしよければこちらの記事もご覧ください。

そして今回、2025年10月1日以降の生産分からこのウォールナット色の艶感が変更になると、カリモク公式から案内がありました。
メーカー公式発表から一部抜粋します。


カリモク60は、変わりゆく時代の中でも普遍的な価値を持つロングライフデザインを追求しています。
しかし、従来の仕様においては⽊部塗装の艶感(=レトロ感)が強く、現代のインテリアの多様なスタイルに馴染みにくいというお声もいただいておりました。
そこで、時代に合わせた変化を試み、より多くのお客さまの暮らしに溶け込むよう、「ウォールナット⾊」⽊部塗装の艶感を抑えた「7分艶消し」仕様へと変更いたします。


とのことです。一時レトロブームもありましたが、最近の他ブランドの家具や、フローリングなど昨今の内装の流行からすると、個性が強すぎるように感じられる場面があったのかもしれません。

ちなみにこちらの写真は2010年前後に撮影したもの

2002年のブランド発足からはや20年以上。
カリモク60ブランドも次の段階に進んだということでしょう。


さて肝心の新仕様の艶感についてですが、まずはこちらの画像をご覧ください。

さて、どちらが新仕様でしょうか?
といってもメイン画像をご覧になられているので予想はつくと思いますが…

左が旧仕様、右が新仕様でした。
サンプル板の木目の差もあって、ちょっと判断しにくいところですが、より分かりやすく撮影したのがこちら。

こうして見ると、新仕様のほうが艶が少なく、よりマットな質感になっていることが分かると思います。
手で触れた際には新仕様が気持ちサラサラした手触りに感じられます。

こちらの写真はフレームが旧仕様とサンプル板を比較したもの。
正直、そこまで違いが無いようにも見えますが、むしろそれぐらいの少ない変化で良いのかもしれません。

というのも、ダイニングチェアやKチェアの1シーターなどは買い足しの可能性もあるもの。
すでにカリモク60オーナーである方たちも受け入れやすくなっているのではないでしょうか。

ただ一点ご注意いただきたい点もあり、先にも触れた通り、新仕様の生産は2025年10月1日分からで、ここからおよそ半年ほどは新・旧仕様が混在する可能性があります。
ですが、基本的に新・旧どちらかご指定を承ることはできませんので、この点はあらかじめご了承の上ご検討いただけますと幸いです。

当店オンラインショップでも対象となる商品を一覧できるページをご用意しましたので、これからカリモク60のウォールナットカラー製品をご検討される方は一度ご確認ください。

カリモク60 ウォールナットカラー製品一覧はこちら

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