村上 博

vanillaで取扱っているイームズの商品は全て正規品です。

米Herman Millerの日本法人である、ハーマンミラージャパンから直接仕入れた商品となります。

もう、かれこれ13年以上のお付き合いとなるでしょう。(2015年現在)

しかし、googleやYahooでイームズと検索すると数千円のイームズチェアがたくさん出てきます。
いわゆる、レプリカやジェネリックといったものです。
レプリカもジェネリックもリプロダクトも、オリジナルではないものの呼び方です。一般的に僕らはレプリカと呼んでいます。

なぜレプリカが存在するのか。

イームズのプロダクトは量産できる工業製品となります。
そのため、意匠権がありましたが、この意匠権は20年で自動的に切れてしまいます。(平成19年3月31日以前の意匠権は15年で終了)

そのため、ミッドセンチュリー期(世紀の中間=1950年代)に誕生したこのデザインは、すでに意匠権で守られておらず、似た物を作られても法的に規制することが出来ない状態なのです。
イームズに限らず、人気のある商品にはよく起きることですね。

それについて僕は何を思うのか。

「ルール違反ではない」
といったところでしょうか。

見た目が一緒なら安い方がいいと思うのは誰もが考える心理かもしれません。

レプリカを買ったからインテリアがダサいかというと、そうではないと思います。
ブランド品を揃えることだけがオシャレなインテリア作りではないですからね。

ただ、そういう価値観は伝わってしまうかもしれません。

たとえば、イームズチェアがレプリカだと知ったとたん、他の物もそんな風に見えてきたり。実際にオリジナルでも。数十万払って手に入れたロレックスでさえ。

もし、自分の子供がイームズに興味を持ち始めた時、子供達の間で「○○の家のイームズは…」なんて言われることがあるかもしれません。

そんな時、堂々と
そう、これはレプリカだよ!
と胸を張って言えるかどうかです。
もし、少しでも恥ずかしいとか隠したいと思うなら、その方はレプリカを買うべきではないと思います。

イームズチェアのオリジナルのレッド
そうは言っても、新築や新規オープンのお店などは、限られた予算があるのは現実です。そう、現実はみんなに厳しいのです(汗)

そんな時は、
その予算で実現するレプリカ以外のものを選ぶのがいいと僕は思います。

それが無名で安価な物でも、オリジナルに変わりはありません。実際、デザイン的に優れた物もあります!

それらは、オシャレだなぁと感じさせるプラス要因は少ないかもしれませんが、レプリカだと知られた時のようなマイナス要因は全くありません!

イームズのオリジナルは高額です。
(デザイナーズチェアとしては北欧系の椅子よりはお手頃ですが)原材料の高騰は止まることを知らず、もしかしたら今後も上がり続けるのではと心配しています。
経験上、下がることは奇跡に近いと言えるでしょう。

だからといって、イームズはお金持ちのための商品ではありません!

「安い方を選んで節約できた!」という満足感はその一瞬ですが、「欲しかったモノを所有する満足感」はずっと続きます。(人によっては一生続くのでは!?)

僕自身、イームズのDCMを1脚購入するのにとてつもない勇気が要りました。検討して検討して、「えい!ヤー!」と言って購入しました!
でも、それが家にあること、日常的に使って過ごしていることの満足感はいまだに色褪せません。

結論、オリジナルとレプリカの違いとは。
見た目の違いよりも、自分自身の気持ちや、自分に対して抱かれる印象に大きな違いがあると思います。

ということです。

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