アーロンチェアの選び方
アーロンチェアは誕生してから20年を経過しています。
そのため、最近よく起こっていることがあります。
知人や先輩、整形外科の先生などからの紹介です。
アーロンチェアを使っている人は明らかに腰が楽になったことを実感されているようで、自分の周りでデスクワークの腰痛に悩む人にオススメされているようです。
お客様からそんな経緯をお聞きすると嬉しいものです!
と同時に、「すすめられて調べてみたけど、種類が多くて選び方がわからない」と問合せをいただきます。
アーロンチェアは本当にたくさんの種類があります。
機能的な違い、デザイン的な違い、サイズ的な違い。
僕たちも一瞬で特定するが難しいくらいです。
でも、15年以上の販売実績がありますので、どれが1番人気かは分かっています!
詳細はアーロンチェアの人気ランキングをご参照ください!
アーロンチェアの選び方 機能編
まず、1番先に選ぶべきは、フル装備タイプか、ライトシリーズかです。これが最も予算に関係してきますし、使い心地も結構変ります!
結論から言って、フル装備タイプがオススメです。
高額な方でごめんなさい。。。
厳密にはフル装備タイプも2つに分かれます。
ポスチャーフィットとランバーサポート。
アーロンチェアが誕生した当初はランバーサポートしかなく、今だに雑誌や広告で登場してきます!
ただ、ランバーサポートの進化版がポスチャーフィットと言えるので、ここは深く考えずポスチャーフィットを選んでいいと思います。
一方、ライトシリーズというのはフル装備タイプから機能を3つ省略した廉価版です。かなり安いです。はい。
大量にアーロンチェアを購入される法人の方に選ばれるケースが多いです。
省略した機能とは、「前傾チルト」、「アームの高さ調整」、「アームの角度調整」です。
省略してもいい機能というより、これ以外はカットできないという方が正しいかも。
でもでも、実はどれもかなり良い機能なんです。
とくに前傾チルトはアーロンチェアの肝とも言える機能だと思います!
僕自身、つねに前傾チルトを使っています。
背もたれを前傾させるという機能ですが、厳密には前傾というより垂直になるイメージです。
ノーマルな状態はアーロンチェアの背もたれは少し後ろに傾いています。これはどのイスにも見られる一般的な角度です。
前傾チルトを使うことで5°背もたれが起き上がり、結果、垂直に近い状態になります。これが秀逸です!
PC作業をしていると、いつの間にか上体が前のめりになっていたという経験はありませんか?
そんな時でも腰が背もたれから離れないようにするのが前傾チルトです。
腰が背もたれに密着していると上体が安定しますし、腰から体が曲がらないように維持してくれます。
このあたりは後日詳しく。
そしてアームの高さ調整。
一般的に成人男性の場合、片腕の重さは体重の約6.5%と言われています。
ちょっと怖い情報ですね(汗)
ちなみに僕の場合、、、約4.5kgです。
逆算しなくて結構です(汗)
アームに肘を置くことで、肩の負担がこれだけ軽減されることになります。
こちらもPC作業が多い方にはとくに、肩こり軽減のためにぜひ活用いただきたいと。
ところが!
ライトシリーズはこのメリットが得られません。
アームが付いているにもかかわらず。
アームが固定されている位置は10cmの上下可動範囲のほぼ真ん中。
これ、日本人には低いんです。
身長176cmで足は短くても腕は長い方の僕でも、肘が届きません。
無理に付けようとすると変な姿勢になってしまい本末転倒。
これ、実はあまり語られないです。
ただ、肘をデスクに置いて作業するスタイルの方は問題ないですね。メッシュの座面だけでもかなり腰の負担は軽減されます。
アーロンチェアの良さを最大限に発揮するのはやはりフル装備タイプと言えるでしょう。ただ高額なだけではありません。
アーロンチェアの選び方 デザイン編
フル装備に決めたら、次はデザインのセレクトがメインになります。
ちなみにライトシリーズを選んだ場合、ここの選択肢は無いのでスキップしてください。
アルミニウムでできたパーツの仕上げを選びましょう。
機能的には全く違いはありません。デザイン的な好みでいいと思います。
ピカピカ光沢のあるポリッシュドアルミニウムタイプはメカっぽくてカッコいいと思う人も多いのでは?
ただ、全体的にブラックに仕上げたグラファイトカラーベースよりも4~5万円ほど高くなります。
その代わり、アルミポリッシュのタイプはもれなく、アームが本革仕様になります。
長時間肘を置いていると本革の方が蒸れにくくて柔らかいことを実感できるかもしれません。
また、最上級グレードになりますので、モチベーションアップにもなりそうです!
過去の実績では仕上げはグラファイトカラーベースを選ぶ方が圧倒的に多いです。
次にペリクル。張り地の種類についてです。
ここもライトシリーズには選択肢が無いのでスキップです。
ペリクル(メッシュの張り地)には、クラシックカーボンという名のストライプ柄と、ウェイブプラチナという波形、タキシードブルーブラックというギザギザ形の3種類があります。
多少厚みの違いはありますが、機能面で大きな違いはありません。
1番多く選ばれているのはクラシックカーボン(ストライプ)。次にタキシードブルーブラック、最後にウェイブプラチナとなります。
割合で言えば、7:2.5:0.5くらいの比率です。
ちなみに価格ですが、クラシックカーボンだけが3,000円ほどお安くなります。(2015.12.4現在)
アーロンチェアの選び方 サイズ編
最後にサイズです。
アーロンチェアは全てのタイプに3種類のサイズが用意されています。
価格差もありません!
日本では8割がBサイズかAサイズで決まるようです。
小さい順に A→B→C です。
Bサイズが最も幅広い体型をカバーします。
概算ですが身長だけで言えば、165cm~190cmならほぼBサイズで大丈夫です。
ただ、かなりスレンダーな方はこの範囲でもAサイズの方がしっくりくる場合もあります。
逆に、180cmくらいの方でもガッチリ体型ならCサイズの方がいいです。
体重が90kg以上あるなら、身長に関わらずCサイズの方がいいかもしれません。
座面の幅やアーム間の幅が広くなります。
女性の場合、AサイズとBサイズに分かれますが、結構な確立でAサイズになるケースが多い印象です。
グラフを見て該当するサイズを確認いただき、もし「AorB」のエリアなら、実際に試座してフィーリングで決めていただくのが1番なんですが。。。
なかなかAサイズとBサイズが揃っているショップは少ないようです。
でも当店なら郡山店でも宇都宮店でも揃ってます!
(時期によりますので、事前に確認ください。)
アーロンチェアの選び方 オススメはコレ
かなり長文になってしまいましたが、これでも概要程度です。
最終的にvanillaがおすすめするアーロンチェアは上の写真のタイプです。
長い名前になりますが、Bサイズで言うなら、
「アーロンチェア ポスチャーフィットフル装備 Bサイズ グラファイトカラーベース クラシックカーボン [AE113AWB PJ G1 BB BK 3D01]」
迷っている方の役に立てれば幸いです。
他にも追加の情報を思いついたら書きますね!
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