テレビとテレビ台のサイズのバランス
テレビが○○インチなんですけど、このテレビに合うテレビ台のサイズはどれでしょう。といった質問をよくいただきます。
すごくよくわかります。これは数値だけでは何とも言えませんからね。そこで、ビジュアルで再現してみました!
まず、テレビ台は826STANDARD UNITの126cm幅と168cm幅の2サイズで検証しました。
また、テレビは幅:高さが16:9の一般的な液晶テレビを想定。スクリーンの枠の幅は15mm幅のシンプルなデザインと仮定して合成したものです。
テレビのサイズは32インチ、40インチ、43インチ、49インチ、50インチ、55インチの6サイズ。価格.comの人気ランキングで上位に出てくるサイズをピックアップしました。49インチと50インチってちょっと近すぎますが、一応データどおりに。
↑32インチならテレビ台は充分すぎるサイズ感ですね!
あまり広くないリビングでもこの組合せならバッチリだと思います。1人暮らしの部屋がこんなだったらすごくオトナっぽくて素敵だと思います。
テレビ台は「826STANDARD UNIT126cm テレビボード(テレビ台)Aセット ヘアピンレッグ [BAS3SH]」です。以降、126cm幅のテレビ台は同じ物となります。
↑40インチでも126cmで悪くないですね。
ちなみに40インチのテレビは、例えばソニーのブラビアなら最大幅で約93cmです。結構デカいです。
↑43インチになるとレッグの位置と同じくらいの幅になります。
このサイズのテレビを置けるならもう少し大きなテレビ台でもいいですが、サイドに観葉植物やスピーカー、収納系の家具やフロアライトが来るならありだと思います。
↑49インチ。ちょっとバランス感が良いとは言えなくなってきました。平面的に見て、明らかにテレビの方がボリュームがあります。1つ上のサイズの方がいいかもしれませんね。
↑50インチ。49インチとほぼかわりません。
そもそも1インチ違いのサイズがあるなんて、ちょっと不思議ですね。この境目が製造コストが大きく変わるところなのかもしれませんね。歩留りってやつでしょうか。
やはりバランスが厳しいです。
↑55インチ。こんな大きなテレビを置けるなんて、羨ましいリビングです。もうテレビ台とほぼ同じ幅です。置きたい物がたくさんあるなら別ですが、テレビとテレビ台のバランスだけを見ると、ちょっと頼りない感じがします。
ちなみに、SONYのブラビアなら55インチでも重量は20kgありません。(左右にスピーカーが無いタイプ)耐荷重的にはまったく問題ありません。
また、テレビは画面が大きくなればなるほどスタンドの幅も広くなります。この記事ではスタンドがセンターに同じサイズで描かれており、実施はこんなテレビはないはずです。
あくまでもテレビ画面とテレビ台のサイズバランスについてだけ見ていただければ。
次はテレビのサイズは上記と同じで、テレビ台を168cm幅にした場合です。テレビ台は「826STANDARD UNIT168cm テレビボード(テレビ台)Aセット ウッドレッグ [BAS4SW]」です。
↑32インチのテレビ。一見テレビが小さく感じますが、このテレビ台は168cmのベンチに126cmのボックスを置いているので段差が生じています。そのため、一般的な長方形のテレビ台よりは、テレビとのサイズ差を軽減して見せてくれます。
が、全体のボリューム的にもちょっと淋しい感じですね。
↑40インチは文句なくベストなバランスではないでしょうか。
とても安定感があり、平面のボリュームバランスも良いと思います。スッキリして洗練されています。
↑43インチも悪くありません。
3インチしか変っていないので、40インチより8cm幅が増した状態です。これもバランス良しですね!
↑49インチでもありですね!
先の126cmのテレビ台の時はちょっと不安定に感じましたが、こちらはベンチがボックスより左右に21cmずつ大きいので、その分レッグも外側にあり、安定感を維持しています。面のボリュームは若干テレビの方が大きく感じますが、なんとか末広がりのバランスを保っているように感じます。
↑50インチ。たった1インチアップしただけなのでまだ大丈夫。でも逆に1インチの違いが結構出てますね!テレビがボックスよりまだ若干小さいので、バランスが保てている印象です。
高さ的にはちょっとギリかもしれません。あくまでも平面的なバランスの話しです。
本来、テレビはソファに座って見ることを想定するので、視線の高さは一定です。なので、画面の大きさとテレビ台の高さは比例の関係にはありません。
↑55インチ。
826STANDARD UNITの最大のテレビ台と合わせるとかなり大きく見えますね。AVボックスとほぼ同じ幅だからですきっと。
それでも脚がまだテレビより外側にあるため、なんとかバランスを保てているようにも思えます。
55インチになるとテレビ台の幅は180cmあってもいいところですが、その差は12cm。両端にiPhoneの短辺を足したくらいの違いとなります。
ローボードと名前がありますが180cm幅のテレビ台です。真ん中に脚が入るので耐荷重も安心。レコーダーなどが左右に分散しますが、55インチのテレビとなるとバランス的にはこれがベターかも。ただし、一般的な箱型なので、少しだけ空間を狭く感じさせてしまうかも。
以上、売れ筋のテレビサイズで826STANDARD UNITのテレビ台との相性を見てみましたが、参考になりましたか?
でもテレビを選ぶ際はまず、見る距離を確認してください。空間の広さです。
奮発して大きいテレビを選びたくなりますが、ソファと距離が近いととても疲れます。
テレビサイズと視聴距離については過去に「テレビ台の選び方」という記事の前半で触れいますので、よろしければこちらもご参照ください。
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