vanillaのムラカミです。
かなりビックなニュースです。ハーマンミラーの公式サイトで新型アーロンチェアのコンテンツが公開されました!最速で記事にします。
静かに公開されたこのビックニュース。
アーロンチェアは1995年に誕生し20年余り。
MoMAの永久コレクションに選定され、2011年にはグッドデザイン賞の特別賞であるロングライフデザイン賞をも受賞したワークチェアです。
ワーチェア=仕事用のイス=事務椅子
このカテゴリでこれだけ受賞歴があるのは稀です。
そして2016年10月20日にとうとう新バージョン、新型が公開!
AERONCHAIR REMASTERED(アーロンチェア リマスタード)
リマスターは音楽業界でよく使われる言葉のようです。
古い音源を再発するときに、マスターテープを起こし音質を良くすること。
おそらくその意味合いを込めたネーミングなんだと思います。
正式な商品名かどうかはわかりません。
つまり、新型のアーロンチェアという意味に間違いありません。
アメリカではすでに購入もできる状態のようですが、間違ってもアメリカから購入しないでください!
保証もなければ僕らも何の対応もできませんので。気持ちはわかりますが、グッとこらえてください(笑)
日本での発売は2017年初頭とのこと。
正確な時期や価格などの情報はまだ未決定のようです。
2月とか3月ではないでしょうか。この辺はわかり次第当店のfacebookページでお知らせします。
今わかっていることだけ整理してみました。
2017年1月23日追記。
アーロンチェアリマスタードの詳細をアップしました。
予約開始日も確定しました!
フレームのカラーが3種類。
左から、ミネラル、カーボン、グラファイト。
右側2つは違いがわかりにくいですが、グラファイトは今あるカラーと同じだと思います。
公式サイトの露出を見ると、このミネラルカラーが多いと感じます。iPhone7で言う、ジェットブラックみたいな位置づけのような感じです。
そのため、イメージもこんな感じの明るい演出が多いですね!
モノトーン調の空間にキレイに存在しています。
これはポスチャーフィットがないタイプですね。
こんな空間でどんな話し合いをするのでしょう。
少なくとも素晴らしい発想が生まれそうな空間です。でも、明日からここで仕事して!と言われたら、プレッシャーがハンパじゃないですね(汗)
やはりブラック系はビシッとカッコいいです!
全体のフォルムは大きくは変っていないようです。車で言うマイナーチェンジといったところでしょう。
これは金属部分がポリッシュ仕上げしてあるタイプ。
この仕様も継続なんでしょうか。写真はUS本国のHPから拝借しています。全部が日本でも発売になるかどうかは不明です。。。
現行と最も違うのは腰のサポート機能であるポスチャーフィットと、昇降機能を持つガス圧シリンダの形状です。
ポスチャーフィットSLという名前で、オフィシャルによると、「調節可能な単一のパッドが仙骨を安定させ、背骨の腰部をサポートして、健康的な立った姿勢と同じような状態にします。」と。
人間工学的に何かが改良され、よりサポートが強化されたことは間違いないようです。現行より縦長になり、シャープな印象になりましたね!
アーロンチェアリマスタードも現行同様3サイズ展開。
本当は各部の調整で1サイズで全ての体型をカバーすれば在庫の効率がいいのですが、効率よりも良いモノを開発することが優先されています。全ての体型に最適なサイズのイスを用意したのでしょう。
結果的に体型に合わせてサイズの調整機能を持たないことが1脚あたりのコストダウンになっていると想像できます。
サイズ展開は型代などのイニシャルコストが発生しますが、それはのちのち小さくなるでしょうから。
「アーロンチェアにおいてマテリアルはチェアの外観を作り出すだけではなく、デザインなのです。」
とても印象的なオフィシャルのコピー。素材もデザインであると。
また、使っている時はほとんど考えないと思いますが、ハーマンミラーの製品は環境への配慮が高く、リサイクルできることを重視しています。基準も新たに設けて設計されたアーロンリマスタードは、重量も3ポンド(約1.3kg)軽くなったようです。
素敵です。
アーロンチェアのデザイナーは、2006年に他界したビル・スタンフと、イームズハウスのあるサンタモニカに在住のドン・チャドウィック。
オフィシャルサイトの言葉にこんなコピーがあります。
スタンフの「視覚的快適性」という考え方とチャドウィックの鋭い細部への美のこだわりにによって、アーロンチェアは、周りの環境に調和するようにデザインされました。
今日ではほとんどの環境が非常に異なる外観や印象を持っていることを認識して、アーロンチェアのカラー、マテリアル、フィニッシュは、現代の環境により良く適するように徹底的に再考されました。
今回初めてアーロンチェアは、追加のスペックを必要としない、総体的に考え抜かれた3種類のマテリアルパターンを提供することになりました。
視覚的快適性(visual comfort)
日本語にすると漢字だらけで堅苦しい字面ですが、ともて大切で好きな意味合いです。
先日の深沢直人さんのトークでもこれと同じ考えを感じました。
今回のアーロンリマスタードに関してもドン・チャドウィックさんのこだわりがあると思われます。
ベースの形状も軽量化しつつ美しさを保ったように感じられました。
ちょっと気になったのが、「今回初めてアーロンチェアは、追加のスペックを必要としない」という一文。
これはどういうことなのか。。。 詳細わかり次第またお伝えします。
今わかっていることだけをまとめたため、スッキリしない面も多いと思いますが、日本の代理店である僕たちでもまだここまでしかわかっていません。
名作ゆえにバージョンアップしたことは間違いなく、僕らも早く実物を見たいという気持ちです。
気になる価格ですが。。。
現段階で今より安くなる要素は無いと思うんですよね。。。
そこはなんとも、言及できません。
続報をお楽しみに。
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