イームズビンテージCTW-1
タナカ
タナカ

どこかで見覚えがある足の形

CTW-1と言う、イームズが1946年にデザインしたコーヒーテーブルになります。soso classc herman miller
文献では1949年まではエヴァンスプロダクツ社で生産さてました。

ハーマンミラーでも2013年に復刻されましたが、
当時のサイズとは異なり、現代にリサイズされております。
こちらのイームズビンテージCTW-1のサイズは、
W86cm×D63cm×H39cmで素材は天板、レッグともにbirch(バーチ)。バーチとはカバノキです。

当時のバリエーションはカタログによれば、
テーブルトップがウォールナット、バーチ、ブラックのフォーマイカ(合成樹脂)の3タイプ、
レッグは全てbirchバーチ材になります。
ただビンテージのアイテムに天板がashのものも確認しています。
それ相当の経年変化がございますが、LCWと合わせると思わず「ブルっと』来ます。

イームズビンテージCTW-1

イームズビンテージCTW-1

 

当時はLCW用に作られたテーブルとなりますが、
現行品のサイズはソファの高さに合わせたセンターテーブルとしてリサイズされたようです。

現行品のサイズは下記の2サイズになります。
天板もウォールナットとラミネートホワイトです。
W91.4cm×D55.9cm×H35.6  →こちら
W123.0cm×D55.9cm×H35.6cm →こちら
実はこちらのイームズビンテージCTW-1ですが、
別の名称でOTWと呼ばれている時代もありました。
O(occasional)
T(table)
W(wood)
オケージョナル(予備の)テーブルでウッドレッグという意味です。量産を目的としてLCWのレッグをそのまま流用したとも言われてます。

1947〜48年頃のハーマンミラーのカタログを見ると既にCTW−1と言う名称になっているので、おそらく1946年にデザインされた当初の名称がOTW−1と言われていたかも知れません。ちなみにCTW−3というのは円形のプライウッドコーヒーテーブルの名称なので、後ろの数字の1はスクエアの意味のようです。
ビンテージともなると50万前後が市場価格のようです。
僕も10数年前に、代官山のSTITCHさんで初めて実物を見て心動かされました。
ただビンテージともなると入手が容易では無く、情報も少ないので未知な部分も多くあります。
もしこちらのアイテムの詳しいエピソードをご存知でしたら是非教えて下さい。

 

本物のイームズ家具でイームズのデザイン体験を存分に味わえる究極の家具とも言えるでしょう。

イームズビンテージCTW-1

イームズビンテージCTW-1

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コンディションやご購入に関する案内等は気兼ねなくお問い合わせ下さい。
vanillautsunomiya
もしくは
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