今回はイームズシェルチェア、アーロンチェアなどの製造、販売で知られるハーマンミラーが2017年12月7日に開催したリビングオフィス ショールームのオープンと、直営店ハーマンミラーストアのリニューアルとオープン7周年を記念して開催されたオープニング パーティーの様子をご紹介します!
まずは今回新たに開設されたハーマンミラージャパンの新しいオフィス兼ショールーム、「ハーマンミラー リビングオフィスショールーム」から。場所は東京丸の内にあるハーマンミラーストアから徒歩5分ほどの場所にある新国際ビル2階にオープンしました。
配られたパンフレットにはこのオフィスについてこう記されていました。
「ハーマンミラーのリビングオフィスショールームは、働く人々が協働し、創造性とパフォーマンスを最大限に発揮するワークプレイスをご体験いただける場所です。」
このオフィスはミーティングスペース、集中するために周囲が囲まれたスペース、Plazaと呼ばれる人々の出会い・交流を促すスペースなど、様々な特性を持った空間が共存する、新しい働き方の提案の場所となっていました。
そしてここで一番テンションが上がったのはこの写真!
ハーマンミラー本社のアーカイブから見つかったという、レイ・イームズ直筆のウォールナットスツールのデザイン画です。
実は今販売されている411、412、413以外にも候補8種類があったらしく、そのデザイン画が展示されていました。
これはvanilla的にも個人的にも外せないネタ!そう思い、だんだんと参加者が集まり足の踏み場もなくなる中、執念で8種類コンプリートしてきました 笑
そして場所を移してリニューアルオープンしたハーマンミラーストアに。
以前は1階がストア、2階がオフィスという形でしたが、今回のリニューアルで1階と2階のどちらもストアになりました。 そしてオフィスの移転に伴って、展示はイームズシェルチェアなどのホーム商品がメインになっていました。
他にもたくさんの家具が1階で展示されていましたが、とっておきがあるのでもう少し後でご紹介を。今回新たに設けられた2階ではジョージ・ネルソンのバブルランプやイームズソファなどのクラシックアイテムに加え、Maharam(マハラム)社の生地をプッシュしていました。
そしてここからがとっておき。 会場ではハーマンミラーの新作アイテムが展示されていました!
まずはイームズ ワイヤーチェア。 今まではクロームカラーのみでしたが、ホワイト、ブラックカラーが追加。さらにベースがダウェルベース対応になりました! ヴィンテージモデルでたまに見かけるこの仕様、復刻とも言える伝統的なモデルです。
寝室のコーディネートにはなんとジョージ・ネルソンデザインのシンエッジベッドのフルサイズが!
いかん…格好良すぎる…
これも今回復刻された新作ラインナップのひとつです。
そしてこの真ん中のファイバーシェルチェア。色味にご注目です。
そう、このカラーは新色です!名前は「エレファントハイドグレー」。これも1960年当時、今ではヴィンテージと呼ばれるシェルチェアのラインナップにあるカラー名です。黒に近い、やや青みがかったグレーが特徴的なカラー。 ブラックベースとの相性も渋くて良い!
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※2018年6月4日更新:エレファントハイドグレーのファイバーシェルチェアがこの度販売開始となりました!
商品ページはこちら
そして最後はこちら!ダウェルベースのコーヒーテーブル、正式名「イームズコーヒーテーブル」です。
1949年にチャールズ&レイ・イームズによってデザインされたもので、イームズハウスのアルコーブで使われていたことでも有名です。
今回の新作たちはいわゆる復刻と言えるものが数多くありました。ただ今の時点ではお披露目といったところで、まだ正式な国内リリース日などは定まっていません。vanillaでは情報が入り次第お知らせをいたしますので、続報をお待ちください!
今回ご紹介したショールーム、ストアの情報
■ハーマンミラーショールーム(予約制)
Herman Miller Showroom
東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル2階
■ハーマンミラーストア
Herman Miller Store
東京都千代田区丸の内2-1-1 丸の内MY PLAZA