ゴブレットカップ進捗
村上 博

こんにちは。3ヶ月ぶりのゴブレットカップの続報です。いや〜、ぜんぜん思ったように進みません。ものづくりって本当に大変ですね。こんなに時間をかけて苦労して、あまり売れなかったらどうしようとハラハラしています。
それでも全力で気持ちを込めて進めていこうと思っています!

さて、前回の記事では石膏原型が届いたことをお伝えいました。

この時に最も修正したかったのはハンドルの親指がかかる部分でした。
目立つ部分でもあり、ホールド感をアップさせるためにも一番大切なディテールです。
そして見事に完璧に修正されてきました。キレッキレのナイフでエグったような自然なライン。

取手のディテール
ハンドルのディテール

後付けのような真っ直ぐの突起ではなく、自然で滑らかな突起にしたいと思っていました。まるで柔らかい粘土をギュッと握った跡のような。それが最高のホールド感を生み出します。
また、ハンドルと本体がくっつく部分もとことん滑らかに。

ほぼ完成に近い原型
ほぼ完成に近い原型

全てのラインに滑らかさとちょっとクセのあるラインを。
コーヒーは苦い飲み物という印象があると思いますが、本来は苦味だけではなく甘さや酸味やコクを感じる飲み物で、喉を通過した後に残る余韻を愉しむ物だと思っています。
なんとも言えない心地良い時間を与えてくれる個性的な飲み物だと僕は思っています。ゴブレットマグにもゴブレットカップにも、そんな心地良さと個性を込めています。

ゴブレットカップ進捗
焼き上がった初回サンプル
ゴブレットマグと一緒に
ゴブレットマグと一緒に

原型の時とはゴブレットマグとの高さが逆転していますね! 焼くとそれだけ縮むということがわかりますね。
それにしてもこのコンビ、良い感じじゃないでしょうか。ボトム部分は同じシルエットにしていますが、ゴブレットカップの方は圧倒的に生地が薄いです。

軽くてちょっと小ぶりで、マグの隣に置くとピッタリ寄り添うシルエット。最高のバディになりそうな予感。


底面のトリック
底面のトリック

この初回サンプルで実際にコーヒーを淹れて使ってみました。世界に1つしかないこのカップで。
残り一口の段階ではなんのへんてつもありません。

飲み切ってしばらくすると現れるコーヒー豆
飲み切ってしばらくすると現れるコーヒー豆

飲み切ると、わずかに残ったコーヒーが底に集合しコーヒー豆を描いてくれます。笑 キュンとしてもらえたら嬉しいのですが。現在この豆の大きさを調整中です。もっと小さく、かわいいサイズに。

ちなみに、カップのような汎用的な物に用途を限定するような装飾はしません。普通は。
紅茶派の人が選ばなくなってしまうから。そのため、アイデア自体は非凡とは言えないのにあまり見かけないと思います。

でもコーヒー好きが作るカップですから、セオリー通りに作るよりも込めたい思いが勝っちゃうんです。
プロっぽくないですね。笑 いや、そもそもプロじゃないです。好きなだけ。


予定ではゴブレットマグよりも供給面で安定するはずです。そのため、ゴブレットカップに関しては限定カラーなども作っていきたいなと思っています。

目指せポストファイヤーキング。(すみません調子に乗りすぎです汗)

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