剣持勇スツールラタン
スタッフ
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最近剣持スツールのラタン(籐)をオンラインショップにアップしました。まだご覧になっていない方は「秋田木工 剣持スツール」からどうぞ!
撮影した写真は軽く100枚オーバー。それだけフォトジェニックなアイテムです、僕にとっては。見れば見るほど変色したラタンのシブい色味が目に浮かびます。

脚やフレームも色味が少し濃くなるので、本当にワクワクする椅子だと思っています。僕はファブリックタイプも2脚所有しています。それぞれ良いところがありますが、ラタンは特別です。エキゾチックというか、オリエンタルというか。その割にシンプルでモダンなデザイン。笑 めちゃくちゃ良いアイテムです。

リゾルトのデニムと剣持スツール

僕らしいと言えるビジュアル。少し色落ちしたジーンズを置いての撮影。
経年変化を劣化と捉える人もいるかもしれませんが、いいじゃないですか。人も歳と共の味を出してくるわけですし。肌色のヌメ側が飴色に変化した状態を想像すると、もうワクワクが止まりません。使えば使うほど愛着が湧いてきます。きっと何年たっても好きな家具であり続けるでしょう。

きっと何年経っても
こうして変わらぬ気持ちで
過ごしてゆけるのね
あなとだから
ずっと心に描く未来予想図は
ほら 思った通りに叶えられてく

まさに。名曲「未来予想図||」のような椅子。

国産のデニムと国産のスツール

実は撮影をする日、ジーンズを持参するのを忘れました。でも光は良い感じに入っていたので家に戻る時間は惜しい。
え〜い仕方ない!たまたまその日は履いていた同じブランドのジーンズを脱ぎ脱ぎ。(別にブランドを隠す必要はないですね。大好きなリゾルトの710です。)
つまりこの写真は下半身パンツ一丁で撮ったもの。笑
平日の午前9時。お客様は来ないけど、いつ運送会社の方が来てもおかしくない時間帯。 めっちゃドキドキしながら撮ったのを覚えています。何事もなく済みました。

座ってみるとわずかに感じるクッション性

気を取り直して座り画。
ラタンの面積がちょうど良く、お尻がすっぽり収まるサイズ感。ついつい触りたくなる脚の曲木の部分。本当に木なのだろうかと思うくらい綺麗に曲げられています。芸術的な美しさです。そして国産家具としては珍しいこの細さ。ヤボったさが皆無!

artekのスツール60と

北欧の名作、アルヴァ・アアルトのスツール60と並べてみる。
このスツールもLレッグと言って脚が曲げられていますが、曲げ方が全く異なります。これはこれで美しい。そしてかわいい。どちらもスタッキングした様がめちゃくちゃフォトジェニック。
並べて見ると座面の高さはほぼ一緒。でもやっぱり座り心地はラタンに軍配が上がります。

静かに座りましょう

1つデメリットを挙げるなら、座面の耐久性。
スツールはついつい踏み台にしがちですが、ラタンに全体重を乗せるのは絶対NG。それは板座のスツールの方が向いています。
剣持スツールラタンはあくまでもお尻で座る椅子。
写真のように、勢いよくドーンと座るのも避けた方が長持ちします。あくまでも普通に使っていれば良いだけなのですが。
そんなことを知らない人が集まる公共施設や飲食店、カフェなどで利用すると、いつの間にか壊れているなんてことが起きかねません。わざわざそれを伝えるポップを作って置くのは避けたいところ。

そのため、このスツールは個人宅でご自身やご家族用として使っていただきたいのです。
きっと良い味を出してくれます。ぜひ、新品のうちにお手持ちのスマホで良いので写真を撮っておきましょう。1年後、どれくらい変わっているかが楽しみです。

ただ物を大事に使うだけではなく、それに応えて物が変化していくのはなんとも言い難い嬉しさを感じることができます。「便利だから、安いから」という理由だけで選んだものより何倍も愛おしい存在になります。

このラタン張りの剣持スツールは通常は受注生産品。発注から入荷まで3〜4週間ほど時間を要します。
でも、共感いただいた方には早くお届けしたいので、vanillaでは在庫を持って即納販売中です。

ちなみに、vanillaは楽天市場にも出店しました!楽天ユーザーの方はぜひvanilla楽天市場店でご検討ください!

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