2024年限定 CH24(Yチェア) オーク&ウォールナットMIXとは
vanillaのサガワです。
今回はカール・ハンセン&サンが製造する名作椅子CH24=通称Yチェア(※以下通称にて表記)の2024年限定モデル「オーク&ウォールナット MIX」をご紹介したいと思います。
そもそもYチェアとは、家具デザイナーであるハンス J. ウェグナーがカール・ハンセン&サンのために1949年にデザインし、1950年に販売が開始された不朽の名作です。
過去にも限定モデルが発表されていましたが、今年2024年はウェグナーが生まれて110年のアニバーサリーイヤー。
それを記念してカール・ハンセン&サン ジャパンが製造したのが、このオーク&ウォールナットMIXです。
合わせやすいオークとウォールナットの2トーン
ご覧の通り、フレームにはオーク・背もたれとアーム部分にウォールナットが使われた特徴的な2トーン仕様となっています。
通常はYチェアは単一の樹種で製作されるのですが、今回のモデルではアーム部分に濃い色のウォールナットを用いることで、手が触れたりすることで汚れやすい箇所が目立ちにくいように工夫することも多かった、ウェグナーの使用者目線に立った製作哲学へのオマージュがなされています。
このように並べるとフレームにオークが使われることで軽やかさは残しつつ、ウォールナットがアクセントになっているのが一目でわかります。
2トーン仕様の良いところとしては、合わせるテーブルの選択肢が増えるということ。
このようにフレームに合わせてライトカラーのテーブルと揃えることも、
アームに合わせてウォールナットのテーブルと合わせても良いですね。
日本では家具もそうですが、床材としてオークとウォールナットは人気の樹種。
そういった日本向けという面でもお家に入れた際のイメージしやすさ、合わせやすさもこのMIX仕様の魅力のひとつと言えるでしょう。
日本向けサイズ=オリジナルサイズ
さらに日本向けという要素のひとつに、この限定モデルの座面高は43cmに設定されています(現行の通常サイズは45cm)。
実はこれは1950年当時のオリジナルモデルと同じ高さであり、日本人向けであると同時に当時のオリジナルサイズに準拠してもいるという、Yチェアファンにも嬉しい仕様となっています。
育てる1脚
前半で2トーンの良さについて触れましたが、ここでさらに知っておいていただきたいのが、木材は「経年変化」するということ。
どういうことかと言いますと、年月を経て紫外線を浴びていくことでオーク材は濃い茶褐色へ、ウォールナット材は淡い褐色へと変化していくため、長年のお使いになることで、この2つの樹種の色味は徐々に近づいていくことになります。
こちらをご覧いただきたいのですが、こちらは2011年製造のウォールナット材を使用したイームズ プライウッドチェア DCMと比較した写真です。
このように右のDCMのウォールナット色が、Yチェアのオークとほぼ同じ明るさになっているのがわかります。
対してオーク材は色味が濃くなっていくため、最終的にこのフレームと背もたれの色味は同色に近づいていくようになります。
これは木製家具ならではの魅力で、長年大事に使うだけの経年変化を見せ、日々成長する、まさに自身で育てる感覚が味わえる、そんな特別な1脚がこのYチェア オーク&ウォールナットです。
そして、この限定仕様は1月20日0時より販売開始となります。
当店ではこれを記念して、当店で限定Yチェアを購入された方へ、メーカー公式の本革シートクッションか高級人工スエードを使用した当店オリジナルシートクッションいずれか1枚をプレゼントをいたします。
当店での限定販売台数には限りがございますので、ぜひお早めにご検討ください。
本店サイト 商品ページ
楽天市場店 商品ページ