香りの開発
スタッフ
スタッフ

目には見えませんが、印象に大きな影響を与える要素があります。「香り」です。もしかしたら視覚よりも嗅覚の方が大きな効果があるのではと。

香りの商品は世の中にとてもたくさんあります。これまでどれだけたくさん嗅いで、、、いや、試してきたかわかりません。
何となくそれぞの香りに○○っぽいというイメージを持っています。

中には「トイレっぽい」なんて言う人もいますが、それはトイレ用の芳香剤がいい香りになっただけで、商品としてトイレっぽいなんて香りはないと思います。
表現ひとつでかなり変ってきますね。

で、なかなか男性好みの香りが見つけられませんでした。
唯一いいなと思う香りはFOUR SEASONS CANDLES voyage(ボヤージュ) のteaかなと思っています。ロイヤルミルクティのような香りで、甘さの中に紅茶の渋みをほのかに感じる香りです。

「香り」は女性の需要が圧倒的に多いせいか、市場も女性向けの香りばかりのような気がします。
たまにメンズ向けという香りを見つけて試してみると、なんともセクシーかつワイルドな。。。
セレブな印象しか出てきません。ごく一般的な男性の僕には疲れちゃいます。

作為的じゃない、自然で甘すぎない香りが欲しいと常々思っていました。部屋に入った瞬間リラックスできるような。

ふと思いついたのは、コーヒー豆を焙煎しているあのお店の香り、または挽いているあの瞬間の香り!
あれはずっと香っていても嫌じゃない。コーヒー好きなら。
と。勝手ではありますが。

コーヒー豆

焙煎したてのコーヒー豆

早速開発スタートです。

整香師の方にわがままを言って、何度も何度もサンプルを作っています。
が、甘みが少ないコーヒーのコクのある香りを再現するのは相当難しいらしいです。
たしかにコーヒーだけど、やっぱり甘みが強い。化粧品ぽいエレガントさが強い、すでに商品として存在しているなどなど。
かなり難航しています。

自分が男なだけに、「男性向けにコーヒーの香りのルームフレグレランスを!」と思っていますが、きっと女性にも「好き!」と思ってくれる方がたくさんいるんじゃないかと思っています!
カフェや喫茶店には女性も多いですしね!

ただ、たくさんのサンプルの中に、コーヒーの香りはちょっと遠くなっちゃったけど、これはこれで爽やかでいい感じという香りがあったりします。
コーヒーをテーマにしていなかったらできなかったサンプルじゃないかと思います。

もう少し根気よく練って、いい香りをご紹介できればいいなと思っています。
もちろん、826STANDARDの商品として。

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