ミッドセンチュリーなマグカップの試作品を公開!
ミッドセンチュリーなマグカップの試作品を公開!
現在826STANDARD(ハチニーロクスタンダード)で開発中の陶器のマグカップ。
最初のサンプル品が到着!!
以前、型を作るための石膏原型を公開しましたが、実際にでき上がると原型よりも11%も小さくなるそうです。
飲み物を入れて飲むだけのモノにどこまで機能性や使いやすさを求めるのか。
機能性や利便性、品質はモノの善し悪しを決める1つの指標ではありますが、このマグは全く違う視点から開発がスタートしました。
素直に、オシャレなマグを作りたいから。
オシャレかどうかは客観的な見方が大切です。
買った本人にしかわからない素材の価値や便利さは説明されれば素晴らしいと感じますが、何の説明もなく何となくオシャレだなと感じるのは客観的な見え方が重要な要素です。
マグカップを単なる道具とするなら、100円ショップやホームセンターでもかなりの選択肢があります。
しかしそれは用は足りるだけであり、心を満たすモノかどうかは別問題。
すでにマグカップはたくさん持っていて必要ない、そもそもマグカップを使わない、という方にも欲しいと思ってもらえるようなマグカップを作りたいと思っています。
そのためには、生産効率の良い製法やデザインを最優先としないという考え方をしなければなりません。
ビジネスにおいては結構なリスキーな考え方です(汗)
まずこの、高台(こうだい)という脚がついたカップはそれだけで大変手間がかかる形状だそうです。
しかし、お気づきの通りこの脚があるとないとでは存在感や表情がまるで変ってきます。
また、形は底にいくほど細くなるテーパード型が一般的ですが、このマグは真逆。飲み口が狭くて底の方が広いフクロ状になっています。
下にいくほど柔らかくふっくら広がるボディの下に、シャープなエッジから始まる鋭いクビレ。
キュッと引き締まった最細部は直径28mm。最後は丸みのあるドッシリしたベースで締める。
なんかイヤらしい(笑)
この起承転結のあるフォルムが実はミッドセンチュリーデザインによく見られるリズムだったりします。
ただ、非常に特殊な製造工程が必要となり、国内でその工法ができる職人さんは激減しているようです。
何度か無理って言われました。。。
通称ガバ鋳込み(がばいこみ)という製法で作ります。
もともとこのデザインは、あるイラストレーターの方の愛用するヴィンテージマグを参考にしています。
たった1枚の写真に強いミッドセンチュリーテイスト感じてスタートした826STANDARDの企画です。
一般的なマグよりも生地を多く使っているため、ハンドルはホールド感を高めてシッカリ支えられる凹みを追加。
また、直線的な形状にすることで可愛くなり過ぎないようバランスを整えています。
内側がアイボリーという2トーンカラーもレトロでいい感じですよね!
これもひと手間増えますが、スルーするわけにはいかないこだわりでした。
容量は写真のようにフチから1cm下がったところまで注いで約200mlになります。
溢れるほどナミナミと注ぐとスタバのショートサイズと同じ、約240mlになります。
発売時期ですが、2016年5月~6月くらいかなと思っています。
気になるであろう価格ですが、、、 まだ未確定です(汗)
1つ言えるのは、当店で人気のHASAMIのブロックマグよりは若干高くなることです。
ただ、FireKing JAPAN(ファイヤーキングジャパン)のDハンドルマグジェダイよりは下回ればと思っています。
2016.3.24追記。 ちなみにカラーバリエーションがあります。ブラウン、レッド、オレンジ、マスタード、ターコイズ。まだ確定ではありませんが、こんなバリエーションを予定しています。ここまで読んでくださった方にこのマグの名前を募集したいと思います!
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