皆さんは普段どんな姿勢で机に向かわれているでしょうか。PC画面に近づくためや、絵を描くために前かがみになっていたりしませんか?
今回はアーロンチェアが前傾できる椅子であり、そして前傾できるということは何が良いのかということ。絵描き、絵師、文筆家といった描く(書く)ことを仕事としている人たちとアーロンチェアの関係をご紹介します。
私はサイトの更新やこういったWEBマガジン記事を書くために会社でアーロンチェアを使わせてもらっているのですが、電話や書き物をする時、画面に近づきたい以外は背もたれにしっかりと寄りかかってパソコン作業をしています。
ひと昔前なら上司や先輩から「ふんぞり返って仕事するな!」なんて怒られそうな姿勢で仕事をしています。
私が子供の頃、学校では「背もたれに寄りかからない」「ふんぞり返らない」「椅子には浅く座ること」なんて教わっていましたが、まさか自分がこんな体勢で仕事をするようになるなんて思いもしませんでした。
とはいえアーロンチェアでパソコン作業をするとなると、この座り方がベストなので自分から変えることも、周りから矯正されることもありませんが。
ただ私のようにパソコン作業をメインとしている方だけがアーロンチェアを使っているわけではありません。
例えば漫画家、小説家、イラストレーターといった描き(書き)物をされる方々にもアーロンチェアは人気です。
「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる荒木飛呂彦先生、「ワンピース」の尾田栄一郎先生、「僕のヒーローアカデミア」の堀越耕平先生など、数多くの作家さんが愛用されています。
気になった方はぜひ先生方のお名前と「仕事場」や「職場」で検索してみてください。
しかし、なぜ作家さんにアーロンチェアが人気なのか。
張り地の通気性や弾力性はもちろん、「アーロンチェア」というブランド力も関係しているとは思いますが、個人的にはアーロンチェアの「前傾チルト」機能が大きく関係しているのではないかと思います。
以前の記事でもご紹介しましたが、アーロンチェアにはクラシック(ライトシリーズを除く)、リマスタードのどちらにも座面と背もたれが5度前傾する機能が備わっています。
この5度の前傾によって背もたれがほぼ地面と垂直になります。
5度という数字だけ見ると小さな数字に思えますが、背もたれの先端では前傾のON時とOFF時で10cm近く前かがみになっています。
さらに前傾チルトをONにした状態でリクライニング範囲を最小にすれば前傾した状態でロックすることもできます。
そこでちょっとした実験として、イームズシェルチェア DSRとアーロンチェア、それぞれに座って絵を描いてみました。
まずはイームズシェルチェアから。
元々私は目が悪く集中するとどんどん頭が机に近づいてしまう癖があります。それに加えてデスクに対して座面が低いことも相まって背中が丸まってしまい、終わった後に腰と肩周りに疲れがどっと出てきました。
次はアーロンチェアで。もちろん前傾チルトはONにしています。
多少頭が前かがみになってしまっていますが、背筋はだいぶ真っ直ぐにでき、腰への負担は少なかったように思います。
今回は紙をデスクに普通に置いた状態で描いてみましたが、これが傾斜をつけたペンタブレットだったり、トレース台だった場合はもっと楽に作業ができたかもしれません。
慣れない椅子で作業を続けて腰や首を痛めてしまう前に、アーロンチェアの座り方に慣れて、良い姿勢で作業ができれば体にも作業の効率的にも良くなるのでは ?
そう考えると、絵を描かれたり文字を綴られる方々には、体(主に腰)が悲鳴をあげてしまう前にアーロンチェアに出会って、ぜひとも座り心地を体感していただきたいと思いました。
【おまけ】
ちなみに撮影にあたり描いていたのは福島県の郷土玩具「赤べこ」。「べこ」は東北地方の方言で「牛」を意味します。イームズハウスに民芸品があったように、ちょっとしたインテリアのアクセントにもなる可愛い張子人形です。
vanilla koriyamaでは赤べこの他にもグレー、オレンジ、グリーンといった変わり種のべこがお待ちしていますので、お近くにいらした際はぜひお立ち寄りください。
この記事に登場した商品(本店サイト)
この記事に登場した商品(楽天サイト)
【アーロンチェア通販ページはこちら】
・インテリアショップ vanilla ハーマンミラー商品一覧
・アーロンチェア by vanilla.com アーロンチェアリマスタード商品一覧
・vanilla-KAGU 楽天市場店 アーロンチェア商品一覧
・vanillaインテリア Yahoo!店 アーロンチェア商品一覧