Kチェアにサンドイッチクッションをプラス
サガワ
サガワ

去年からの流れで世の中もテレワークが浸透してきましたが、これまで自宅で仕事をするという習慣がなかった人にとっては、その環境に対応するのに大変だったりするのではないでしょうか?
私自身、テレワークを通して思うところもあり、今回はその体験も合わせて文章にしてみようと思います。

ソファで仕事はあり?なし?

大前提としてアーロンチェアなどのワークチェアとデスクがあれば最強なのは言わずもがな、どうやったって間違いのないセットなのは言い切れます。

offessoでのワークチェア アーロンチェアについて
アーロンチェアは姉妹店の「アーロンチェア by vanilla」にて販売しております(姉妹店へ移動します)

ですが私自身そうでしたが、部屋にはデスクを置くスペースがない場合、どうしたってダイニングやリビングで仕事をせざるを得ないのではないでしょうか?

しかしです。
単身者、もしくはテレワークをするのが家族の中で1人だけであればダイニング固定でも良いですが、仮にパートナーやご家族がいるご家庭では複数人テーブルに向かい合ってそれぞれ仕事をする・というのはなかなかに難しいはず。
(今はお子さんの自宅学習もオンラインでされる場合もありますから、大人だけの話ではありませんね。)

そうなると少なくとも1人はダイニング、もう1人はリビングという構図にもなり得ると思います。

テレワークにソファはありか、なしか
テレワークにソファはありか、なしか

そこで問題になるのが、ソファは作業に向くかどうか。
問題ありません・と言い切りたいところですが、こればかりは正直にお答えしなければなりません。
今回はノートPCでの作業と想定しますが、テーブルの有無で作業姿勢は大きく変わりますので、写真を使ってご説明します。

まずよく見る膝の上にPCを置いて作業をした時はこんな姿勢になります。

カリモク60Kチェアに座って膝の上にPCを置いて作業
Kチェアに座って膝の上にPCを置いて作業

目線は下を向き、首も大きくうなずく形に。
この姿勢で長時間作業を試しましたが、首がものすごく疲れてしまいました。
いわゆるスマホ首、ストレートネックを助長する姿勢です。

そしてこちらがソファの上であぐらをかいた姿勢。首だけでなく腰にも負担がかかりました。

カリモク60Kチェアにあぐらで座った時
Kチェアにあぐらで座った時

自宅で実際にテレワークをしていた時もソファの上であぐらをかいて作業していたこともありますが、その時は考え事がメイン。
まとめた考えのメモを取るくらいの作業ボリュームだったのでそこまで気にしてはいませんでした。

人の背骨というのは立っている時S字状になるのが自然な姿勢ですが、このように猫背になって座ってしまうと背骨も丸まり、腰痛や肩こりの原因につながってしまいます。
熱中したり考え込んだりするとこういった姿勢になりがちですが、これでは肩こり&腰痛まっしぐら。
ソファでPCを膝の上に置いて本格的に作業をするのは少し厳しいと言えるでしょう。

ここまでを整理すると、ソファで膝の上にPCを置いて作業をした時の問題点は2つ。
・視線が下に向き、首にテンションがかかる。
・猫背になりやすく、腰に負担がかかる。

この2つを解決できれば、リビングでも問題なく作業ができることでしょう。


ではここからが解決編です。
視線が下に向いてしまう点の解決法としては、テーブルを取り入れること。
ただし、座った際に膝くらいの高さのリビングテーブルでは意味がないため、食事ができるくらいの高さのテーブルを選ぶことがポイントです。

LDテーブルの高さは60cm

今回ソファにはカリモク60のKチェアを使っていますので、同じカリモク60製品の中からならカフェテーブルカフェテーブル1200LDテーブルなどがちょうど良い高さ(60cm)になります。

実際これらのテーブルはKチェアで食事をする、リビングダイニングスタイルやカフェスタイルを再現するために作られており、相性は間違いありません。
(ちなみに過去にKチェアで食事をする際のちょうど良い高さを検証したこともあります)

すでにダイニングテーブルがあるご家庭でもう一つ大きなテーブルを追加するのにはスペースの問題もあるかと思います。その点で言えばカフェテーブルは天板サイズが70×60cm、脚も一本なので、使わない時はソファの横に置いて置くこともできておすすめです。


そしてもうひとつの猫背になりやすく腰に負担がかかるという問題は、クッションを使うことで解消できます。
本来Kチェア含むソファというものはくつろぐための家具です。背もたれを使うと身体はやや後傾してしまいますので、作業のためには体を起こしたいところ。
なので、どうするかというと…

背中にクッションを挟むことで身体が起き上がります
背中にクッションを挟むことで身体が起き上がります

このように背もたれとの間にクッションを挟みます。
当店のサンドイッチクッションはもともとKチェアやロビーチェアに合わせて使うために製作したということもあり、フィット感、反発力は抜群です。

Kチェアにサンドイッチクッションをプラス
Kチェアにサンドイッチクッションをプラス

体全体が起き上がるだけでなく、普通に座った時に空間が空きがちな部分もしっかりとサポートされることで”腰が入り”、背骨も正しいカーブを描くようになります。
これはアーロンチェアでいうところのポスチャーフィットと同じ働きとも言えます。

ハーマンミラー社の言葉を借りるならば「快適とは不快でないこと」と言います。

ここ一年で生まれた生活様式の一部は、今の騒ぎが落ち着いた後もニューノーマルと呼ばれる新しい生活スタイルで定着すると考えられ、テレワークもその一つだと私は思っています。

家の中でどう仕事をするか、そのためにはどんな家具を使えば良いか。
どうしたら「快適」に仕事ができるか考えた時、今回の話を思い出していただけたら嬉しいです。

この記事に登場した商品

    メッセージを送る

    メッセージはこの記事のライターにメールで送られます。ページ内には表示されません。



    このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

    ページトップへもどる