クラシックアーロンチェア チタニウムカラーベースクラシックジンク
サガワ
サガワ

以前、当店で使用していたアーロンチェアをハーマンミラーのアーロンチェアオーバーホールプログラムに出してみる事にしました!でハーマンミラーのオーバーホールプログラムに出していたアーロンチェアが帰ってきましたので、結果報告をします!

今回アーロンチェアが帰って来るまでにこんなやりとりがありました。

アーロンチェアをハーマンミラーメンテナンスへ送る

ハーマンミラーメンテナンスが状態をチェック、【現段階でのパーツ交換推奨箇所】と【今後不具合が発生する恐れがあるため交換を薦める箇所】のリストが送られてくる

自分の希望する内容を伝える(例:無償で対応可能な部分のみ希望/リストに挙がっている箇所全て対応希望…等)

作業完了後、最短納品日の案内が届く

希望の受取日を伝え、到着を待つ

リストには保証での無償対応が可能な箇所、その対象外となるため有償となる箇所の記載もありました。
納期(+予算)の都合上、今回は保証期間も残っていたため品質保証で対応が可能な最低限の箇所だけお願いすることにしました。

さてオーバーホールに出していたチタニウムカラーのクラシックアーロンチェア Bサイズですが、出す前はこんな感じ

今回帰ってきた状態がコチラ

パッと見ただけではあまり違いがわかりませんが、見えないところに手が加えられていましたので、これからご説明します。

1.座先端クッション

座先端クッションは位置修正

座先端クッションは位置修正

改めて記録を見返したところ、座先端クッションを3年ほど前に品質保証で既に交換してたため、今回は位置調整のみとなりました。とはいえこの部分の交換はオーバーホールメニューに元から組み込まれているため、今回は予備のクッションが同梱されていました。

オーバーホールプログラムの価格には座先端クッションが組み込まれているためスペアが付きました

オーバーホールプログラムの価格には座先端クッションが組み込まれているためスペアが付きました

仮に今使っているクッションがダメになった時はこれを使うことにします。

2.ポスチャーパッド

ポスチャーパッドも新しくなりました

ポスチャーパッドも新しくなりました

前回の記事には写真を出していませんでした(忘れていた?そんな訳…ゲフ、ゲフンッ)がポスチャーパッドも経年変化により崩れが生じていました。これも保証内で新品のキレイなものに交換してもらいました。

下はハーマンミラーメンテナンスから送られて来た写真。パッド部分がボロボロになっていますね。

加水分解していたポスチャーパッド

加水分解していたポスチャーパッド

3.チルトカバー爪部分欠損

チルトボックスカバーでは爪が折れていたとのこと

チルトボックスカバーでは爪が折れていたとのこと

ここはオーバーホールに出すまで気づかなかったのですが、実はチルトカバーを固定する爪部分が欠損していたようです。このままにしておくとリクライニング時に異音が発生する可能性があるらしいとのことでしたので、ここも保証で交換してもらいました。

4.アームパッド内スクリュー

グラつきの原因はワッシャー(赤丸部分)の欠損でした

グラつきの原因はワッシャー(赤丸部分)の欠損でした

ここは3段階首振りを機能させる部分です。ワッシャーが欠損したことで、アームにグラツキが生じていたため、ここも交換をしてもらいました。

ここまでがハーアンミラーメンテナンスから挙げられて品質保証内で対応していただいた項目です。

そのほかには
・キャスター・・・摩耗
・PJウィッシュボーン(ポスチャーフィットを支えるY字のフレーム)・・・塗装落
・左右スイングアーム・・・一番高い位置にすると少々グラつく
・ガス圧シリンダー ・・・少々グラツキ
・ベース・・・キズ

これらの箇所が全体検査の報告に挙がっていました。

ベースとキャスターの傷はそのうち...

ベースとキャスターの傷はそのうち…

これらは有償で交換も可能でしたが、一部のパーツは納期が長いこともあり今回はそのままにしました。

ただ作業報告書ではプログラム通り「チェア全分解・各部分分解清掃及び可動部グリスアップにて再組み立て実施」と「スクリュー類トルク点検・調整締め付け」が記載されており、実際に座ってみたところ動作音はとても小さく、さらに可動がスムーズになっていました。

以上がオーバーホールの結果です。ちなみに有償部分は交換しませんでしたが、仮に交換した際のお見積もりもいただきました。

・不具合箇所の有償修理・交換  :¥83,592(税込)
・不具合箇所の廃棄料      :¥2,000〜¥3,000前後(税込)

うーん…正直、結構なお値段・・・

見積書に記載されている「現段階で特に異常ありませんが、今後摩耗・金属疲労による不具合が発生する恐れ」という点をどの程度汲み取って修理するかでかなり費用が変わってくると思います。

私が使っていたアーロンチェアの不具合箇所は現状でも使えなくはない程度だったため今回は交換しませんでしたが、同様に保証期間が残っている方は故障が起きてから品質保証対応で修理を行なったほうがお得かと思います。

これは個人的な感想ですが、メーカーサイトにも載っている通り、「12年間の保証期間が切れてしまった方、ご友人から譲り受けた方」とあるように、破格でアーロンチェアを購入、もしくは譲り受けた方が受けるには良いプログラムなのかもしれません。

仮に通常購入から12年以降に不具合が出てきた際オーバーホールの予算があるのであれば、思い切ってアーロンチェアを買い換えるというのも手かもしれません。

今ならクラシックアーロンチェアアーロンチェアリマスタードのどちらも選ぶことができますしね。

とはいえ長年連れ添った相棒とも言えるアーロンチェア。手放すのは惜しいという気持ちもあると思います。こればかりはどちらが正解という訳ではありませんので、オーバーホールか乗り換えか、お好みの方を選ばれると良いと思います。

クラシックアーロンチェア チタニウムカラーベースクラシックジンク

良い物は直して長く使っていきたいものです

以上、vanillaのアーロンチェアオーバーホールプログラムの体験レポートでした!

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