アーロンチェアリマスタードを使い始めました
以前、アーロンチェアのクラシック(初代モデル)について、愛着も込めて書きましたが、今回はアーロンチェアリマスタードについて。数ヶ月使った感想をレビューしてみようと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、2019年1月に価格改定があったため、現在アーロンチェアリマスタードのフル装備タイプは20万円超えとなっています。とうとう大台に乗ってしまいましたね。
お尻と太ももと肘で感じる
そして、2018年末から僕もリマスタードユーザーに。
座り始めて1日で気がつきましたが、お尻の辺りの感触がすごく柔らかい!見た目は同じ一面なのですが、実は、体が接する部分によって張り地のテンション(張力)が異なります。これはクラシックとの違いとして知っていましたが、体感でこんなに違うとは思いませんでした。
なんというか、お尻や太ももを押し返してくる力が均等なんです。体が軽くなったような感覚です。残念ながら体重は変わっていませんでした。むしろ、、、
そしてもう1つ。
僕は常にアームに肘を置いて使っているのですが、肘から伝わるアームの柔らかさに気がつきました。今までアーロンチェアクラシックで気にしたことはなかったのですが、リマスタードを知るとクラシックのアームは少し硬いと感じるように。
同じアーロンチェアクラシックでも、ポリッシュドアルミタイプに使われている本革アームに近い快適さです。
Lは前傾次第
肝心のポスチャーフィットの変化についてですが、これは座り方によって感じ方は違うと思います。
アーロンチェアリマスタードに採用されているポスチャーフィットSLのSはSacrum(仙椎)、Lはlumbar (腰椎)を意味します。下のパッドが仙椎をサポートするS、上のパッドが腰椎をサポートするLですね。
前傾チルトをよく使う方にとっては、下のSはバッチリ機能していると感じますが、上のLの方はあまり機能しないかも。
そもそもポスチャーフィットは、腰を前に押し出してくれるというよりも、寄りかかった時にそこだけ張り地の柔らかさを無くす みたいなものです。
ポスチャーフィットが無かったら、丸まった腰をそのまま張り地が受け入れ、外側に膨らむように伸びる形になります。
逆に、前傾チルトを使わず、普通のポジションで座る場合は、2つのパッドが機能しているのを感じます!SLのサポート範囲はクラシックよりも約10cmほど高く、長時間になればなるほどその効果を感じることができます。
高額だからいつもキレイに
余談になるかもしれませんが、せっかく高額な椅子なんですから、いつもキレイにしたいですよね。
お手入れはアーロンチェアリマスタードの方がお手入れが楽です。笑
特に座面の真下にあるチルトボックスと呼ばれるパーツですが、この上に座面のメッシュの隙間から落ちたホコリがどんどん積もります。1ヶ月も放置するとなかなかの積もり具合。普通にジーンズがメインでもです。
気が付いた時にささっと乾拭きすれば良いだけですが、アーロンチェアクラシックはこの部分にケーブルが交差しており、ボックスもリマスタードより大きいため手が入りにくい状態でした。その点、リマスタードはかなりサイズダウンしてメンテナンスも楽になりましたね!
体は正直、見た目以上の進化を知る
見た目は大きく変わったとは言えませんが、地味に感じる変化。
張り地の進化、チルト(リクライニング)の硬さ調整の簡単さ、アームパッドの柔らかさ、総重量の軽量化。
改善されたポイントは結構なボリューム。価格が上がるのは当然と言えば当然と感じます。
他にもワークチェアと呼ばれる椅子はたくさんあり、機会があればしばらく座ったりしています。短い時間での比較ですが、正直、アーロンチェアよりも快適と感じる椅子もありました。
でも、どんなに快適なワークチェアを見つけたとしても、僕はアーロンチェアを選ぶかなぁと、思ってしまいます。
それはやっぱり、アーロンチェアのデザインが好きだから。なんだかんだで面食いなんです。お恥ずかしい 笑
在籍するいちユーザーとしての素直な意見
もし、アーロンチェアリマスタードのご購入を検討中で、知りたいことなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。
vanillaにはアーロンチェアを長年愛用しているスタッフが多数在籍。お客様と体型が近いスタッフにサイズ選びについてリアルな意見をお伝えできます。もちろん、いちユーザーとしての体感を元に、素直にお答えいたします。
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