マルニ60+ ラウンドテーブル100と120の違い
こんにちは、vanillaのサガワです。
前回の私の記事でご紹介したマルニ60+ ラウンドテーブル。直径サイズは80cm、100cm、120cmの3種類あるのですが、今回は人気の100cmと最大サイズの120cm2台を実際に座ったらどう感じるか、ご紹介していきたいと思います。
ちなみに前回ご紹介した記事はこちらです。
では早速見ていきましょう。
まずは身長171cmのスタッフが横に立った時です。
今回は100cmにオーク、120cmにウォルナットを選びました。
全高はどちらも70cmで一般的な日本向けのダイニングテーブルの高さです。100cmも小さいわけではないのですが、この時点で結構な差があるように見えるかもしれません。
次は実際に席についた時のサイズ感。
身長171cmの男性と身長158cmの女性をモデルに、椅子はデザイナーズチェアといえばこれ!という「イームズシェルチェア DSR」を合わせてみました。
まずこちらがラウンドテーブル100。
以前の記事でもご紹介しましたが、一般的なダイニングテーブルの奥行き70〜80cmよりもやや奥行きが生まれるので、近すぎず遠すぎずな距離感をとることができます。
こちらがウォルナットの120。先ほどよりも20cm奥行きが増えました。
実際座ってみての感想は「遠くなった」ではなく「ゆったりした」といったところです。
過去にラウンドテーブル100に2人で座って検証した際も、テーブルの上を覗き込むような姿勢になっても頭が当たったりすることはありませんでしたが、120ではさらに余裕を感じられました。
そして今度は上から見た時。
当然ですが、120の方が1人分のスペースが広くなりました。
どうしても角形のダイニングテーブルに比べ四角がないので1人分の天板の有効スペースが小さくなってしまうのが丸テーブルのデメリット。そういった際に大きなサイズであればよりゆったりとしたダイニングスペースが確保できますので、育ち盛りのお子様や大人4人が揃うことの多いご家庭では直径120cmはあったほうがより快適にお使いいただけるかと思います。
ちなみにここからは番外編。丸テーブルを置くのに必要なスペースについてもご紹介します。
丸テーブルに椅子4脚を十字に配置した際に必要なスペースは、一般的に「テーブルの直径+立ち上がる時に必要な奥行き約60cm×2」がちょうどいい寸法と言われていて、今回のラウンドテーブル100であれば、100cm+60cm×2で必要なスペースの一辺は220cmになります。
※立ち上がる時に必要な奥行きは、参考資料によっては50cmや70cmとも言われています。
上の図のような配置になりますが、この場合ちょっとスペースが大きいな…と思われたり、椅子の背後に壁があると少し窮屈に感じられることもあるかもしれません。
そのような時の対処法としては、椅子の配置をテーブルを中心に45度回転させること。
このように、テーブルを中心に椅子をX型に配置します。そうすると先ほどの「テーブルの直径+立ち上がる時に必要な奥行き約60cm×2」で出したテーブルと椅子2脚分の直線が四角の対角線に配置されるため、先ほどよりも小さなスペースになりました。
ちなみにこの計算は先ほどの直線「テーブルの直径+立ち上がる時に必要な奥行き約60cm×2÷√2≒」で算出することができます(根っから文系な私は久方ぶりに√を使った計算をしましたが、今の時代スマホの電卓機能で簡単に計算ができるので助かりました)。
もし丸テーブルをお部屋に検討されている方で、どれくらいのスペースが部屋に必要か調べたい方は、この公式を使ってみてください。
というわけで今回はマルニ60+ ラウンドテーブル100とラウンドテーブル120の違いをご紹介しました。
当店ではマルニ以外の丸テーブルでは「イームズ コントラクトベーステーブル」の取り扱いもございますので、長方形とは少し違った使い心地の丸テーブルにご興味を持っていただけたら嬉しい限りです。